松田道生のブログをお探しの方へ/やっと来ました!クロツグミ
皆さまおはようございます。
松田道生が亡くなって二度目の春が巡ってきました。
今でもたくさんの方がsyrinx ブログ編に立ち寄ってくださり大変ありがたく思っています。
松田のブログをお探しの皆さまへー2010年から2023年までのブログはそのまま保存されています。
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松田道生のレガシーとして貴重な観察記録や音源も含まれていますので、今後ともどうぞご活用ください。。
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やっと見つけたクロツグミです。
クロツグミは毎年他の鳥達に先駆けて元気な声を聞かせてくれるのですが・・・今年は心なしか数も少ないように感じます。いつも春先に立ち寄る六義園にも姿を見せませんでした。
このクロツグミは多分若い鳥だと思います。 鳴き方の節が単調だからです。クロツグミの老練な雄は非常に複雑な節回しのレパートリーをいくつも持っています。そう思って録音を聴いてみると、やはり何となく代わり映えのしない節を繰り返しているように思いませんか?来年も再来年もやって来てくれてだんだん上手になってくれたらうれしいな。 この個体は「ぴーひゃら」と聞こえる鳴き方に特徴があるので、来年も識別が出来ると思います。
これからしばらくは全国どこでも鳥達の鳴き声の季節です。私も大の苦手の早起きをなんとか克服して楽しい毎日を過ごしたいです。
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こんにちは。神戸です。清々しいクロツグミの声をありがとうございます。
「声で個体識別ができる種がある」ことは、私は道生さんからBIRDER在職時代に教えていただき、大変驚きました。子供の頃まで遡ると、平塚博物館での蒲谷先生の講演会で鳥の声に地域差(方言)があると聞いてから、自分のフィールドと訪問先の声の違いに耳をすます楽しさを感じるようになりましたので、本当にお二人には感謝です。
生態をしっかり見つめていくと、図鑑に書いていない発見があることを、お二人から教えていただいたと思っております。
私の住むエリアではガビチョウのフレーズが入るクロツグミの雄がほとんどで、今回の録音を聴かせていただいて、それを感じないフレーズはとても久しぶりでした。
ありがとうございました!
投稿: 神戸宇孝 | 2025年5月26日 (月) 08時11分
クロツグミがやっと到着しましたか。比叡山で4月29日に声を聞いたのですが、その後芦生や敦賀辺りでも数が増えず今年は少ないなと思っています。若い鳥、これから歌が上手くなると良いですね。
投稿: 堀尾岳行 | 2025年5月27日 (火) 09時31分
神戸さん
コメントありがとうございます。
クロツグミの真似をするガビチョウもいて訳が分からなくなります。
六義園では、「キビタキの真似をしているガビチョウがいる」と聞いて行って見たら本物のキビタキだったことがあります。
六義園も雛鳥達の声が聞かれる季節になりました。先日アオバトが鳴いていました。ホトトギスやツツドリの声も聞こえたそうです。
投稿: 松田蘭子 | 2025年5月27日 (火) 15時30分
堀尾さん
コメントいつもありがとうございます。
そちらでもクロツグミは少な目ですか?日光の録音専門のTさんも、今年はクロツグミとオオルリの声があまり聞こえない、言っていました。もちろん、いる事はいるのですが頻度の問題でしょう。全体的に数が減っているのでしょうか。
毎年「鳥が減った」と言う声が多くて心配しています。
投稿: 松田蘭子 | 2025年5月27日 (火) 15時36分