セグロセキレイの秋の囀り
「鶺鴒鳴」という言葉があります。
テレビの天気予報の時によく出て来る二十四節気七十二候の一つで9月の15日前後を指す言葉だそうです。そう言えば秋になってセキレイがよく鳴いています。
録音をしていると秋にも囀る鳥が意外と多いのに気が付きます。セキレイもそういう鳥の一つです。
鳥が秋にも囀る理由としては、主人も自身ののブログに、越冬地での縄張りの確保の他、「セグロセキレイやミソサザイのような漂鳥は長い渡りをしない分繁殖期に入るのが早いかも知れない」などと書いています。
確かにミソサザイは冬に囀りますし、フクロウなどもそろそろ鳴き始める季節です。
セグロセキレイは録音が難しい鳥の一つです。最近どこでも姿を見かけるようになったハクセキレイとは異なり、セグロセキレイは水辺、特に流れのある所で見られることが多いからです。水音が邪魔をして上手く録音できないのです。今回はラッキーなことに水の流れがほとんどありません。
囀りのように聞こえるのは♂の声で、♀は私が見ていた限り鳴いていませんでした。
ずっと観察していると♂♀が追いかけ合ったりしています。後から来たハクセキレイを追い払う行動も見られました。
近年ハクセキレイに追われて数が減っているように見えるセグロセキレイ、英名の Japanese Wagtailの名前の通りほぼ日本の固有種、生息域を生息域を拡げて欲しいものです。
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コメント
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七十二侯鶺鴒鳴、秋になればセキレイがよく鳴くようになりますね。
11月23日京都鴨川でセグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイが同時に見られ、追いかけ合いをしていましたが、ここではセグロセキレイが一番強く全て追い出してしまいました。二羽の内、一羽が盛んに囀り、もう一羽は鳴かずに後ろについていました。囀っていたのは体格良い雄で、鳴かずにいたのはやや小さく見える雌でした。これから冬の縄張りを確保するのでしょうか、盛んに囀っていました。
投稿: 堀尾岳行 | 2025年11月26日 (水) 15時21分
堀尾さん
コメントありがとうございます。セグロ、ハク、キセキレイが同時に見られるのは素敵ですね。我が家の近辺ではキセキレイは稀なビジターです。
やはりよく鳴いているのは♂で♀は鳴いていないようですね。種類は違っても同じニッチにいるので縄張り争いがあるのでしょうか。
こちらではハクセキレイも頑張っていて互角のようです。強い弱いは個体によって違うのかも知れません。
投稿: 松田蘭子 | 2025年11月27日 (木) 18時11分