春遠からじ-六義園
六義園でも梅の花が咲き始め、春の気配も感じられるようになりました。
春を感じさせるのは梅の花だけではありません。カモ達が普段聞き慣れない声で鳴き始めました。
カルガモのディスプレイの声です。
カルガモのディスプレイの声はマガモのそれとよく似ていると前々から思っています。カルガモの方が幾分か声が高く鋭さがあるような気がするのですが、メスガモ達はどのように聞き分けているのだろうかと思ったりします。こんなことを書くのはカルガモとマガモのハイブリッドである「マルガモ」が六義園でもしばしば見られるからです。
それはそれとして冬の間にも六義園には色々な鳥が訪れています。シジュウカラ、エナガ、メジロの群、常連のコゲラ、アオジやジョウビタキ、ウグイスを始め、時々姿を見せるルリビタキやクロジ。でも全体として鳥の種数は減っているように思います。今年はまだルリビタキ♂が見られていません。クロジはいるのかいないのか深い茂みに隠れて姿を見ることが希になりました。一度は姿のあったカワセミやトラツグミもその後報告がありません。残念な限りです。
そんな中で今冬よく見られるのがシメです。六義園だけでは無く、他所でもよく見かけるので今年は当たり年のようです。日本野鳥の会の「フィールドガイド日本の野鳥」図鑑に、ただ1種だけ「太っている」と説明されていてなんだかちょっとかわいそう?確かに識別ポイントではあるのですが。
もう1種六義園で冬に多い鳥です。
ウグイスを思わせる鳴き方ですがシロハラです。六義園ではアカハラの越冬は少なく、シロハラが多く見られます。シロハラはツグミのように芝生などの開けた場所に出て来ることが無いので正確な数は判らないのですが、藪の中で落ち葉をひっくり返す音や、つぶやくような声で飛び立つ様子などから、以前よりずっと数が増えていると感じています。
この録音のシロハラは10分以上鳴き続けていました。いつもこのような鳴き方をするわけでは無く、これは警戒音なのでは無いかと思われます。
さて次はいつウグイスの初鳴きが聞かれるか今年も楽しみに待ちたいと思います。
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