カオグロとカオジロ
8月初めの涼しそうなある日、福生の秋留台公園にカオグロガビチョウを探しに行きました。
カオグロガビチョウは東京の西部では出現頻度が高いのですが私が住んでいる東京東部では見たことがありません。秋留台公園へはもう10年以上も前に主人と録音に出かけて空振りに終わったのですが、今回はラッキーな事に雛連れに合うことが出来ました。
けたたましいと言うか非常に大きな声で鳴いています。秋留台公園はかなり大きな公園ですが、その反対側の端にいても鳴いているのが聞こえました。直ぐそばまで近づいても人間を恐れることもなく地面に降りてエサを探しています。録音の最後のかすれたような小さな声は巣立ちしたヒナの声です。ヒナは羽色も親と同じで顔も黒く親と見分けがつきませんが声は少し違うようです。自分でもエサを探しながら親を追いかけてはまだ羽を震わせてエサをねだっていました。
ガビチョウの仲間にはもう1種類カオジロガビチョウがいます。私が知っているのは渡良瀬遊水地だけですが関東各県で見られているようです。こちらもかなり大きな声ですが、カオグロ程のけたたましさは無く、スズメが大きな声で囀っているような感じです。名前の通り、カオグロの頬の黒い部分が白いガビチョウです。
さて本家本元のガビチョウですが今や関東全域に広がっています。恐らく日本全国で見られている事でしょう。日光で初めて声を聞いたのは10年くらい前だったと思いますが、今では戦場ヶ原から霧降高原の標高1500mを超える地域でも声が聞かれます。
2010年だったと思いますが久ぶりに多摩動物園を訪れたとき正面入口付近でガビチョウが良く鳴いていました。動物園に入場して行く人たちが口々に「入口で小鳥がキレイな声で囀っていて、さすが自然豊かな動物園!」と言っているのを耳にしてショックでした。ガビチョウの声が耳に付き始めたのはあの頃からだったように思います。
こちらはカオジロガビチョウ
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