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2026年9月

2026年9月15日 (火)

大磯の暑い夏に-アオバト

 覚えていらっしゃいますか?

今年の夏は扱ったですねー。そんな中何回か大磯へ通いました。照ヶ崎です。

 

  照ヶ崎のアオアバトは今やすっかり有名になり、行く度に多くの人が集まっていました。最初に訪れたときには国道沿いの高架の上をたくさんのドバトが飛んでいて、あ、ドバトもあんなにいるんだ、と思っていたら全部が緑色のアオバトでした。

 夏の暑さも然る事ながら海辺に押し寄せる波の音のため録音には不向き、と言うよりも観察していてもアオバト達はほとんど鳴かない事が判ったので、計画を変えて後ろの高麗山へ行ってみることにしました。

 

 高麗山は昔からバードウォッチングのスポットとして有名で、春先にレンジャクが来るというので何回か麓の神社から登ったことがありました。頂上は大きな公園ですが山腹は深い森で侮れない急勾配!バスやタクシーを使う手もあったのですが結局自分の足で登るのが一番手っ取り早いのでアオバトの声に励まされて急坂を登りました。

 

 アオバトというのは録音者にとってはやっかいな鳥です。

まず、突然鳴き出すので、あたふたと録音の準備をしているうちに鳴き止んでしまうこと。

また、声が低いので遠くてもよく聞こえるため、どこで鳴いているか判らず、近づこうと思っても一向に近くならないこと。

そしてなぜか姿が見えるくらい近くにいると鳴かない事(私だけかも知れませんが)。

 

そんなアオバトが、目の前とは言わずとも,割と近い所で次々と鳴いてくれる高麗山は,私にとって正に「アオバトの聖地」で、夏の暑さも坂道のキツさも全く気になりませんでした。一言付け加えますと姿は一度も見られず、セミ時雨の中蚊との戦いでした。

 

 

 録音では1羽の鳥がずっと鳴いているように聞こえるのですが,現場で耳を澄ませていると声は少しずつ違う方向から聞こえていて、何羽ものアオバトが(恐らくは同じルートを辿りながらも)別々に鳴いているのだと判ります。また次々と声が聞こえる時間帯は午前中の1時間程度に限られていて(その日によって異なる)10時を過ぎると頻度はぐっと下がることも、時々面白い鳴き方をするのにも気付きました。

 短くて判りにくいのですがこの録音では3声目と4声目の間でポポポポと言う声が聞かれます。言ってみればハトが普通に鳴く時の声なのですが、ネットで検索しますと、大磯の野鳥クラブ「こまたん」で、「大磯町高麗山におけるタイマー録音によるアオバトの鳴き声調査」という論文が出ていて、そこに「オアオ鳴きの他にポポポ鳴きがあり、求愛時などに聞かれる事が多い」とあります。今は求愛の時期では無いし、私の録音のポポポ鳴きが論文のポポポ鳴きと同一かどうかは確認を取らないと判らないので「オアオ鳴き以外の鳴き方もある」に留めておきたいと思いますが機会があったら「こまたん」の方に聞いてみたいです。興味のある方は、日本野鳥の会神奈川支部論文集BINOS第25集をご覧ください。論文はネットでも公開されています。

 ちなみに全録音中で結構ポポポと鳴く声が入っていましたが、2,3度続くことはあってもずっとこの声だけで鳴くことはありませんでした。また声が小さいので遠いと気が付かないかとも思いました。

興味は尽きませんね。

 

 

 

2026年9月 5日 (土)

チゴハヤブサに怒られた

 

 8月もお盆を過ぎて後半に入った頃、チゴハヤブサを見に来ないかと誘われて出掛けて行きました。

 

 双眼鏡でもやっと、と言うくらい高い鉄塔に巣があり巣立ちしたばかり(あるいは巣立ち直前の)のヒナが3羽見えました。2羽は巣の中で盛んに羽ばたいていて、1羽は巣から出て鉄塔の上にとまっていました。周囲は田んぼや畑で農作業の車や人も出入りしているところなので、普通に近づいて行くと、見かけない人間を警戒したのか?巣の近くに停まっていた♀親がいきなり飛んで来て頭上を飛び回り鳴きながら盛んに威嚇を始めました。しばらくするとどこからか♂親も飛んで来て、さらに巣立ちしたヒナまで加わって「出て行け出て行け」コールが始まってしまい早々に退散しました。

 

 不思議な事に威嚇されたのは一度だけで翌日訪れたときは静かでした。二日目から顔見知りになったわけでも無いと思うのですが・・・。

 

 

 録音は♂♀でカラスを追い払っている様子です。(威嚇されているのは私ではありません)。ハシブトガラスとハシボソガラスと両方いるようです。チゴハヤブサはカラスに対しては非常に警戒心が強く直ぐに飛んで来ます。

 大きな鋭い声で早口に鳴いているのが親鳥(♀)です。その後ろでやや頼りなげにチイチイチイと鳴いているのがヒナです。途中から親鳥の声が2羽になったのにお気付きでしょうか?やや離れた所に待機していた♂親も飛んで来て加勢に加わったのです。声が大きくなったり小さくなったりしているのは巣のまわりを飛び回っている為です。

 

 今まで猛禽類は♂♀両方がヒナにエサを運んでいるのだと思っていましたが、チゴハヤブサに関してはエサを獲るのは♂で、それをヒナに与えるのは常に♀と言うことを教わりました。雌はいつでも巣のそばにいるのに対し♂はやや離れた木の枝などを見張り場所にしていて、エサを獲ってくると鳴いて♀を呼び、♀は♂の所までエサを受け取りに行って、それを巣に持ち帰ると言う行動を繰り返していました。ハヤブサなど他の猛禽はどうなのでしょうね。

 ご案内いただいた皆さま暑い中ありがとうございました。

 

2026年9月 1日 (火)

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9月になりました。

サンショウクイが空を渡る声が聞こえるようになりました。

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