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書籍・雑誌

2019年6月 6日 (木)

『鳥はなぜ鳴く?ホーホケキョの科学』-ご案内

 本ができると、しばらくは不安です。
 書いている時がいちばん楽しくて、校正でわくわくして、最終校正で不安になり、できてしばらくは間違いがないか不安が続きます。いまのところ、カミさんから誤植1個の指摘がありました。大元の原稿まで立ち戻ってもある誤植でした。なんで10回以上も読んでいるのに気が付かなかったのかと後悔をしています。 
 これ以上の間違いはないことを祈っています。
 ということで、再度のご紹介です。

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 本ができて、ほぼ20日。大規模店で動物や野鳥のコーナーのあるところには並んでいるはずです。また、書泉など一部書店では、イラストを描いてくれた中村文さん特製のシールが付いていますので探してみてください。
 鳴き声がテーマなのですから、鳥の声が聞けなければ意味がありません。本書で取り上げたウグイスのいろいろな鳴き方や登場する鳥たちの鳴き声を聞けるようにいたしました。下記URLで理論社のサイトに行き、聞いてみてください。
 https://www.rironsha.com/book/%e9%b3%a5%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e9%b3%b4%e3%81%8f%ef%bc%9f-%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%9b%e3%82%b1%e3%82%ad%e3%83%a7%e3%81%ae%e7%a7%91%e5%ad%a6
 最初は、QRコードにしようかとか、本にIDを付けて本を買った人だけが聞けるようにしようなどのアイデアがありましたが、本を持っていなくても聞くことができます。まずは、お試しください。 
 今は売れるかどうか、不安にさいなまれています。
 ということでお買い求めは、日本野鳥の会のネットショッピングをご利用いただければ幸いです。
 https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/books2/gd4141

2019年4月21日 (日)

デジスコ通信に投稿-バードウォッチングの未来

 昔、どのようにバードウォッチングが広がり、展開していくか予想をしたことがあります。とにかく野鳥ファンを増やしてパイを大きくして、そのなかにはコアなマニアもいるでしょうし、優秀な研究者も生まれることでしょう。そして、野鳥の保護にも関心を持ってくれる人が増えて行き、野鳥の未来は明るくなるだろうと考えていました。
 ここ1ヶ月、たまたまお話ししたバードウォッチングガイドの方、また六義園でのカワセミフィーバーから、どうもそうにはならないかもしれない思うようになりました。
 バードウォッチングと野鳥の未来、考え直さなくてはならない時期に来たと思っています。
 そんな話をデジスコ通信に投稿いたしました。下記のURLでお読みいただけます。
 http://www.digisco.com/mm/dt_112/toku1.htm

2019年4月17日 (水)

『鳥はなぜ鳴く?ホーホケキョの科学』-理論社

 理論社のO嶋さんから、本の執筆の相談があったのは2年前、私の講演を聞いて面白いと思ってくれたのがきっかけです。
 理論社といえば、私のバードウォッチングの師匠とも言える川田潤さんが『トリキチ誕生』を出した出版社、それだけに恐れ多いようなうれしいような複雑な気持ちでお引き受けしました。
 本日は、最終校正と表紙のチェック。そして、イラストを担当してくれた中村文さんが上京されるということで、イラストのチェックをしていただきました。写真は、作業中の一コマ、中央は担当のO嶋さん、右は謎のイラストレイターでいたいとのことで中村さんの顔出しはご勘弁を。
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 これで、予定通りに行けば5月16日完成します。ギリギリ、愛鳥週間最終日に出版です。これはツカ見本です。

 Rironsya2

  科学について書かれた名著にイギリスの科学者マイケル・ファラデーの『ロウソクの科学』があります。身近にあるロウソクを元に化学と物理をやさしく解説した本です。中学生時代に岩波文庫で読みました。ロウソクが燃えることに、こんなにも深い”事情”があるのかおどろきました。もともと理科は好きな教科でしたが、さらに科学に興味を持つきっかけとなりました。
 私の専門分野である野鳥や自然について、どうやったらわかりやすく伝えることができるかいつも考えています。それならば、ロウソクのように身近な野鳥のウグイスから、どこまで語ることができるか、試して見ようと思ったのが本書です。
 ウグイスの「ホーホケキョ」から、なぜ鳴くと言うことから生態、そして音の伝わり方、さらには日本人がどのように聞いてきたか、文化にいたるまで触れてみました。最初は、はたして1冊の本になるほどのネタがあるか心配でしたが、書きすぎてかなり削るほどの内容となりました。
 今回、苦労したのは中学生向けということで、やさしく書くことでした。編集担当のO嶋さんは、バードウォッチャーであるばかりでなく、やさしく表現するという技術を持っていて、ある意味私の原稿を翻訳しているような編集作業だったと思います。そして、中村文さんのふんわりしたイラストも、やさしげな本であることを醸し出してくれました。
 このブログを中学が見ているとは思えませんが、友人知人のなかには中学生のお子さんがいる方、またはお孫さんが中学生も方もいるやもしれません。ぜひとも、身近な中学生を野鳥好きにしたい、野鳥に関心を持たせたいという方、プレゼントどうぞよろしくお願いいたます。

出版社のURL。内容のご確認をお願いいたします。
https://www.rironsha.com/book/%e9%b3%a5%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e9%b3%b4%e3%81%8f%ef%bc%9f-%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%9b%e3%82%b1%e3%82%ad%e3%83%a7%e3%81%ae%e7%a7%91%e5%ad%a6

アマゾンのURLです。こちらでご予約を。
https://www.amazon.co.jp/%E9%B3%A5%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%B3%B4%E3%81%8F-%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%82%B1%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB-%E6%9D%BE%E7%94%B0%E9%81%93%E7%94%9F/dp/465220308X/ref=sr_1_fkmr0_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%B3%A5%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%B3%B4%E3%81%8F%EF%BC%9F+%EF%BC%8D%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%82%B1%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6%EF%BC%8D&qid=1555502476&s=gateway&sr=8-1-fkmr0

2019年4月16日 (火)

BIRD SONGS 海辺の鳥・完成!

 本日、日本野鳥の会から『野鳥の声がずっと流れるCD「BIRD SONGS」~海辺の鳥~』が送られて来ました。

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 ジャケットは、コアジサシです。本日、もっともコアジサシの似合う男、リトルターンプロジェクトの松村雅行さんといっしょに写真を撮らせてもらいました。
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 このCDは、去年制作した『 高原や森林の鳥』の続編です。前回は、朝から夜に時間が移り変わっていく様子を音で表現しました。今回は、春夏秋冬と海辺の季節が移りゆくさまを構成してみました。担当のO保さんのアイディアです。
 そのため、春は谷津干潟、夏は石垣島のアンパル、秋は三番瀬、冬は銚子のイメージで鳥と波の音で構成しています。いずれも、開けた環境で遠くにいる鳥の声を録っているため、いろいろなノイズがあってそれを取るのに苦労しました。家の大きなスピーカーで聞いて完璧に仕上げたつもりでO保さんに聞いてもらうと、○分○秒にノイズがあるとの指摘がありました。毎晩、事務所が静かになる夜にチェックして午後9時頃にメールが来るのですから、ご苦労さまとしか言いようがありません。
 O保さんには、波形や声紋表示するとかろうじて見えるノイズが聞こえるのですから、すごいというか、うらやましい耳をしていることになります。今度、いっしょに野山で録音に同行してもらって野鳥の鳴き声を見つけてもらいたいと思いました。
 そのため、試作版は10回近く作ったでしょうか。試作版を作ってはチェックをしましたが、聞いているうちに数回は寝てしまいましたので良い感じに仕上がったと思っています。
 
□野鳥の声がずっと流れるCD「BIRD SONGS」~海辺の鳥~
  販売価格2,160円(税込)
 日本野鳥の会の通販サイトのURLです。
  https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/visual1/gd4081

2019年2月16日 (土)

デジスコ通信に投稿-何種類みましたか?

 若い頃は、仲間同士で種類数を競っていました。
 種類数を稼ぐために、狭山湖のカンムリカイツブリ、越谷のシラコバト、手賀沼のオカヨシガモ、吉見のタゲリ、新浜のセイタカシギなどを見に行ったものです。
 しかし、今では越谷のシラコバト以外、いずれの鳥も増えて簡単に見ることができるようになりました。
 逆に、軽井沢のアカモズ、多磨霊園のチゴモズ、高尾山のアカショウビン、御岳山のコノハズクがいなくなって、これらを稼ぐのが一苦労するようになりました。
 時代とともに鳥たちのようすも変わりました。しかし、種類にこだわるバードウォッチャーは、相変わらず多いですね。
 ということで、ライファーについて考えてみました。デジスコ通信に投稿しています。
 http://www.digisco.com/mm/dt_111/toku1.htm

2018年12月30日 (日)

『鳥説』-ご紹介

  私に入門書の紹介をする資格はありません。
 というか、バードウォッチングの入門書の書評は難しいです。入門書の評価は、初心者に理解できたか、鳥がわかるようになったか、バードウォッチングを続けることができたかで価値が決まると思います。私みたいな人間が、初心者だった頃を思い出しながら読んでもなかなか評価できません。当然のことながら、逆に初心者は入門書を評価する立場にないのですから、意見を表明する機会がないのです。
 ♪鳥くん(永井真人)さんの前著『鳥さんぽをはじめよう』は、けっこう無理矢理、紹介させてもらいました。
  http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2017/11/post-8ce6.html
 そして、今回の『鳥説』は、入門書ではあるけれど、対象は中級以上、ある程度の経験を持ったバードウォッチャーが、よりバードウォッチングを深めようとしたときに読む本だと思いました。ですから、私が評価してもよろしいかと思います。

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 入門書ですからわかりやすさが信条です。内容に関連した写真がたくさん掲載されていてわかりやすい構成です。また、この手の本には欠かせない富士鷹なすびさんのイラストが、ずいしょにあるので楽しく読めます。
 解説されているのは、バードウォッチングの方法はもとより、珍鳥の見つけ方、なかでも野鳥写真の撮り方については複数の項目がついやされています。さらに野鳥との接し方についても、マナーを含めて言及されています。
  国内外でバードウォッチングを楽しんでいる筆者ならではの実話がちりばめられているのですから、実戦的な知識と情報を得られます。そのコツ、なんと合計115個載っているのですから役に立つことは間違いありません。
 バードウォッチングの初心者を卒業して、もう一歩極めたい方におすすめの1冊です。 

2018年12月27日 (木)

デジスコ通信に投稿-見えないものが見える目

 K極さんは、奥日光の登山道を歩いているときに「サルの臭いがする」と教えてくれました。彼は若い頃、下北半島で北限のサルを追いかけていました。
 同じく日光で、林道に車を止め下りたとたん「タヌキの臭いがする」と言ったのは、K沢♀さんです。彼女は、六義園にカラスの調査に来たときも同じように教えてくれました。当時は、六義園でタヌキの記録はなかったのですが、しばらくして姿を見つけることができました。
 このようにベテランのナチュラリストが生き物を見つける五感、超能力のようです。私の自然仲間には、いろいろな生き物に詳しい人がいて、同じように見つけてくれます。
 どうしたら、そうした能力を身につけることができるのか。デジスコドッドコムの「デジスコ通信」に投稿いたしました。
 http://www.digisco.com/mm/dt_110/toku1.htm

2018年11月25日 (日)

BINOS Vol.25-日本野鳥の会支部の論文集

 日本野鳥の会神奈川支部の研究年報『BINOS Vol.25』をいただきました。

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 毎度のことながら、ありがとうございます。
 今号の巻頭を飾るのは、こまたんの「大磯町高麗山におけるタイマー録音によるアオバトの鳴き声調査」です。
  アオバトが海水を飲みに来るのは有名ですが、海岸に行くまでに立ち寄る場所があります。そこに、録音機を仕掛けて鳴き声を録音したら、いろいろなことがわかったという論文です。なんと、199日間タイマー録音をして、悪天等で録音ができなかった分を除いて164日分のデータを得ることができたとのこと。録音機は、OLYMPUSのLS-7を2台使用。日の出前30分から毎日5時間録音。5日周期で録音機を交代させて、録音したそうです。
 この間アオバトが鳴いたのは、合計15,209。タイマー録音を使って、ここまで詳細な調査ができるとはびっくりです。
 この鳴き声を分析すると、季節による鳴き出し時間や回数の変化、天候による影響などなどがわかったというのです。また、アオバトのさえずりはワンパターンだと思っていたのですが、4タイプあるそうです。幼鳥の鳴き声や「ポポポ」という鳴き方もあって、多様なこともわかりました。ただ、標準的な鳴き方が99%だそうですから、バリエーションはあるもののあまり他の声は鳴かないようです。などなど、このようなことがわかるとやめられませんね。
 それにしても、膨大はデータの解析には、時間がかかったと思いますが、そこはこまたんのチームワークのなせるわざなのでしょう。いずれにしても、読み応えのある論文です。
 この論文の影響を受けて、他の小鳥でやってみたら、さえずりが発達した野鳥たちの生態がわかるのではないかと思います。いずれにしても、録音から野鳥たちの素顔を知ることができる良い見本の調査だと思いました。
 今号には、今井智康さんの「仏果山におけるアオバトの鳴き声観察記録」など、合計10編が収録されています。いずれも、一読の価値のある論文だと思いました。
 詳しい内容、お申し込みは下記のサイトでご確認いただければと思います。
  https://kanagawashibu002.blogspot.com/2018/11/binos25-2km-60m2017-4301120199ic3055302.html

2018年9月29日 (土)

デジスコ通信に投稿-緊張感の持ち方

  今までバードウォッチングの入門書に何冊も関わり、ハウツー。バードウォッチングの記事は何度も書いています。しかし、緊張感の持ち方については書いたことがありません。他にもなかったと思いますので、書いてみました。
 言葉は緊張感としましたが、集中力と言っても良いかもしれません。
 少なくとも、よく鳥を見つける人はうまく緊張し集中していると思います。どうしたら、持てるようになるのか、あるいはどこで力を抜いたら良いのか、などなどバードウォッチングの基本のひとつだと思うのですが、どのように表現したらよいのか課題です。
 まずは、提案としての拙文をデジスコ通信に投稿いたしました。
 下記、URLで読むことができます。
  http://www.digisco.com/mm/dt_109/toku1.htm

2018年7月31日 (火)

デジスコ通信に投稿-貸し切りの場所

 以前は、バードウォッチングと言えば探鳥会に行くものだと思っていました。また、最近では、サンクチュアリのような野鳥のための施設が各地にできたので、そのような場所に鳥を見に行っていました。さらに、いろいろな情報がネットで出回り、珍鳥情報を頼りに出けたこともあります。
 しかし、野鳥録音をはじめると、なんとバードウォッチャーはおしゃべりであるか、身に染みてわかりました。探鳥会のあいだ中、しゃべっている人もいます。注意をしたら「これが楽しみで来ている」と言われてしまいました。せっかくの楽しみを邪魔するのも申し訳ないので、こちらが引き探鳥会からは足が遠のきました。施設も珍鳥ポイントも人がいるかぎり、おしゃべりから逃れることができません。これでは、録音はもちろん野鳥の声は聞こえないと思うのですが、にぎやかです。
 結局、自由に鳥を見て録音できる場所を自分で見つけるしかありません。おかげで、森の中で切り株にじっと座り、一人で野鳥たちの声に耳をかたむけると自然の一部になったような気分になれることがわかりました。
 というようなお話しをデジスコ通信に投稿いたしました。下記のURLで、読むことができます。
 http://www.digisco.com/mm/dt_108/toku1.htm

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