日だまりの印旛沼で
皆さま再度2025年のご挨拶です。
お正月に引いた風邪が治ったと思いきや、体調を崩して今年の初鳥見はなんと1ヶ月近く遅れてしまいました。
出かけたのは昨年から気になっていた印旛沼です。もちろんお目当てはヤブヨシキリ、では無く、今や20万羽に増えたというトモエガモです。風の無い春のように暖かい日でトモエガモの大群と田んぼで遊んでいるタゲリを見ながらゆっくり日向ぼっこの一日でした。
遠くの水面で黒い帯のようになっている時は全く静かですが、だんだん岸の方へ近寄ってくると結構良く鳴いているのが分かります。単独でいるトモエガモが鳴いているのを聴いたことが無かったので、滅多に鳴かないと思っていたのですが群になると存在確認のために鳴き合うのでしょうか?さすがこれだけの数になるとウルサく聞こえます。
沼の岸辺は灌木の茂みなので小鳥が良く鳴いています。ウグイスを皮切りにエナガ、アオジ、シジュウカラ、コゲラ・・・。コゲラは一生懸命何かをつついています。
印旛沼で長年鳥の観察を続け、トモエガモの数も数えている♂島さんと♀藤さんのお話しでは、トモエガモ達はいつも同じ所にいるわけでは無く、その日の風向きや人の出入りによってによって場所は変わるそうで、昼間は沼で休んでいて日が暮れると一斉に飛び立って餌を取りに出かけるそうです。これだけの数の鳥達の食欲を満たす場所が周辺にあるからこそ印旛沼にたくさん集まって来るのでしょうね。
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