観察記録

2022年1月 4日 (火)

日向ぼっこ-芝川第一調節池

 本日は、芝川第一調節池に行ってきました。
 オミクロン株が流行る前の間隙、正月の抗がん剤の休薬期間をぬっての久しぶりの遠出です。
 芝川第一調節池は、空が広いの良いですね。正月の澄んだ空気のため、青空がいちだんときれいでした。正面には富士山もかろうじて見えて、お正月らしい風景です。それに、なによりも風があるのに暖かいのがありがたかったです。
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 鳥の方は、まずジョウビタキの雄が出迎えてくれました。小鳥類は、カワラヒワ、アオジ、ヒヨドリ、ツグミ、ムクドリ、モズなど。水鳥類は、カモ類の群れのほか、ダイサギ、コサギ、アオサギが多いです。遠いハクチョウ類は、オオハクチョウのようでした。おそらく東京にもっとも近いハクチョウの渡来地ではないでしょうか。名物の猛禽類は、オオタカとノスリ。チュウヒは出会えず。そのためでしょうか、午前中にはいたカメラマンの群れが12時を過ぎるといなくなりました。
 お日様をたっぷり浴びることができた芝川第一調節池でした。

2022年1月 2日 (日)

初野鳥録音-六義園

 明けましておめでとうございます。
 六義園は、本日より開園でした。今年初めてのバードウォッチング、鳥始めとなりました。
 日本海側にお住みの方には申しわけございませんが、各地で雪がふったせいか、六義園の鳥の姿が多くなりました。とくに地面で食べ物を探すシロハラの姿と声には頻繁に出会いました。メジロやウグイスなど笹藪のなかで食べ物を探す鳥たちも同時に多くなった感じで、つられて平地に降りてきたのでしょうか。
 初野鳥録音は、メジロ、シロハラ、ヒヨドリなどです。それぞれの鳥が、警戒と思われる鳴き声を出していました。私とカミさんしかいなし、私たちに警戒しているとも思えません。私たちには見えない”何か”がいたのでしょうか。
 アップルウォッチSEで録音。ボリュームの増幅、1,500Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。



 アップルウォッチのマイクの位置を確認したら、ジョグダイヤルの下にある小さな穴がマイクでした。ですから、音には手の甲、あるいは指を向ければ良いことがわかりました。
 初鳥見を楽しみことができましたので、今年も一年間バードウォッチングを楽しめそうです。
 どうぞ、皆さまにおかれましても良い年でありますようお祈りいたしております。

2021年12月 6日 (月)

不明の鳴き声-六義園

 先週、六義園に向けて早朝、タイマー録音をしてみました。
 機材のチェックと、あわよくばイソヒヨドリが入るのではないかと思っての試みです。 早朝に地震のあった12月3日です。日の出が、およそ午前6時30分でしたので、4時30分から7時30分の設定です。
 ハシブトガラスは、4時50分には鳴き始めてねぐら立ちの準備を始めていました。ヒヨドリが鳴きはじめたのは、6時20分で日の出時間に近く、かなり明るくなってからです。
 ところで、6時34分に入っていた声が不明でした。ほぼ日の出時間に鳴いているのも面白いです。
 DR-05で録音、ボリュームのアップ、2,000以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 最初はハクセキレイかと思ったのですが、クスかケヤキの木のなかですので、ハクセキレイがいる可能性が低い環境です。シジュウカラが、いろいろな鳴き声を出すことがありますので、シジュウカラの可能性が高いとも思いました。しかし、この前後にシジュウカラの鳴き声はなく、このような声で鳴くシジュウカラに出会ったことはありません。
 たまたまメールのやりとりをした録音仲間のF野さんにも聞いてもらいましたが「似たような声を聞いたような気もしますが、よく分りません」とのこと。たしかによくある鳴き声ですが、これだといった種名が頭に浮かばないもどかしさがあります。
 備忘録として、アップしておきます。

2021年11月29日 (月)

駒込でイソヒヨドリ-備忘録

 今朝、JR山手線駒込駅前を散歩がてら歩いていると、きれいな小鳥のさえずりが聞こえました。一瞬、頭に浮かんだ名前はイソヒヨドリです。
 思わず足を止めて辺りを見回しましたが、1声のみで声が聞こえた方向もわからず、姿を見つけることができませんでした。もちろん、録音はできず。空耳ではないと思います。
 ご存知の通り、イソヒヨドリの都会進出は注目されています。先日のNHKのテレビ番組『ダーウィンが来た!』でも特集されました。番組では、八王子駅周辺の話題でしたが、実は全国的に内陸への進出が報告されています。
 私の住んでいる駒込は、駅前を中心に本郷通りや不忍通り沿いにマンションが建ち並んでいます。イソヒヨドリにとっては、本来の生息地の断崖と同じ環境が広がっていることになります。そのため、いつか駒込でもイソヒヨドリが記録されるのではないかと期待していたところです。
 イソヒヨドリは一年中さえずりますから、これからの季節も聞くことができると思います。いずれにしても、楽しみが増えました。
 備忘録として、記事にしておきます。

2021年11月13日 (土)

ドバトは秋冬もさえずるのか-日光

 3ヶ月ぶりの日光でした。
 市内の紅葉は、ピークを終えていました。それでも平日にもかかわらず観光客は多く、ところどころで渋滞しているほどです。しかし、鳥は少なかったです。それほど、あちこち見たわけではありませんが、河原にジョウビタキやツグミが居らず、山ではマヒワやアトリに会えませんでした。
 ということで、家の近くにいるドバトを録りました。W24で録音、ドバトの音域を増幅、全体にボリュームを増幅、300Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 以前も記事にしましたが、もっとも身近な鳥のわりにドバトの音源はほとんどなく、心を入れ替えて録音するようにしています。

   http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2014/07/post-7245.html
 http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2020/06/post-7a5373.html
 11月と言えば、もうさえずる鳥は特定の種類のみ。また、秋から冬のさえずりの意味については課題となっています。繁殖期と同じ意味と効果があるのか、検証が難しく仲間とよく議論をしています。
 この季節ですから、ドバトにとっても越冬期のはずです。あまり、秋から冬の繁殖を聞いたことがありません。しかし、今回の録音では、6月の録音とほぼ同じように聞こえる鳴き声で鳴いていました。それも、2パターンを交えて鳴いていました。ただ、鳴き続ける時間は短く、頻度も比較して少ないものでした。
 ドバトは一度、家禽化さられた種類ですから、本来の季節とは関係なく繁殖する可能性もあります。また、原産地は暖かい地方ですので、繁殖期が長い可能性もあります。そのため、この鳴き声がさえずりに相当するものなのか、一概には言いがたいものがあります。ただ、繁殖期と同じような鳴き方を秋にも行うことが確認できました。

2021年10月28日 (木)

鳴き続けるホンセイインコ-六義園

 午前11時45分頃、六義園のクスノキからホンセイインコの鳴き声が聞こえました。
 ホンセイインコの鳴き声というと、するどいイメージがあります。しかし、今日の鳴き声は声量も少なく、やさしげに聞こえました。また、一声ずつ間を開けず短い声を続ける鳴き方を断続的にしていました。
 ホンセイインコは長く鳴くことは少なく、すぐに移動していってしまいます。ですから、どうせ録音の準備をしてもダメだろうと思って聞いていました。それに、六義園の人声から周辺の生活音がにぎやかなのでクリアな録音が難しい状況です。
 ところが、30分たっても同じ所で、同じように鳴き続けています。これは、録音してくれと言っているに違いないと思い、録音機をセットしました。
 PCM-D100で録音、2,000Hz以下のノイズを軽減、ボリュームの増幅をしています。


 録音は18分あり、16分までこの調子で鳴いていました。少なくとも、45分間は同じ場所にとまって鳴いていたことになります。
 本日は、秋らしい日和。暖かく風もない良い天気でした。この陽気に誘われて、ホンセイインコも気持ちよさそうに鳴き続けていたことになります。

2021年8月 1日 (日)

カノコバト発掘-石垣島

  音源を聞いていて「ウッ」と、思わず声が出ることがあります。
 暑いしコロナ蔓延という2重苦のなか、引きこもりがちです。「朝の小鳥」のために、時間のあるうちにと思って音源を整理しているときでした。
 2006年4月25日、石垣島の宿での録音です。宿の庭には、リュウキュウアカショウビンがいて、良く鳴いてくれました。もう15年前になってしまいました。当時は、DATにステレオマイクで録音していた頃です。2度目の石垣島で1度目は早すぎて、まだリュウキュウアカショウビンが来ていませんでした。半月ずらしたことで、やっと録音できたことを思い出しました。そのときの音源を聞いている時のことです。
 ボリュームの増幅、ノイズリダクションをかけています。

 カノコバトでよろしいかと思います。かなり遠いうえに低い声のためノイズに埋没していました。右チャンがボリュームが大きいので、左チャンをカットして右チャンをペーストしています。増幅とノイズリダクションをかけているために、優しい感じが損なわれています。また、再生環境によっては、的確に再生できないかもしれません。この鳴き声以外は、断片的なもので、わずか3声だけでした。
 その後、台湾の金門島に行ったときに録音したホテルの前で鳴いていたカノコバトの声紋と一致。音は600~800Hzにあり、一声鳴いたあとに伸ばした音を続けます。
 カノコバトは、ハワイなどでは外来種としてはびこっています。実は、六義園でも1993年1月10日にカゴヌケと思われる1羽を記録しています。
 ただ、石垣島や西表島の記録は自然分布とされ、数例の記録しかありません。録音時にカノコバトとわかったらもっと真面目に録音したと思います。当時は、リュウキュウアカショウビンを録るのに夢中でした。
 カノコバトは、台湾に行けば日本のキジバトのようにいるハトですから、珍鳥というのはおこがましい種類です。ただ、日本における記録数からは大珍鳥になってしまいます。ベニバトも同じように1度見つかったあと、記録が多くなりました。いると思って探せば、見つかるのでしょう。同じように、この鳴き声が知られればカノコバトの記録も増えるかもしれません。いずれにしても、参考記録としてアップしておきます。
 こうした思わぬ発見があるのですから、野鳥録音はやめられません。

2021年6月30日 (水)

オオヨシキリを聞きに-芝川第一調節池

 この季節にオオヨシキリのさえずりを聞いていないことに気が付きました。去年は葛西、一昨年は北本に行っています。
 コロナ禍のなか、県境をまたいでのバードウォッチングは後ろめたさがありますが、今年は、人との接触の少ないもっとも安全と思われる芝川第一調節池に行ってきました。ラッシュを過ぎた上に下りの南北線は1車両に数人、東川口駅からはタクシーを使いました。ちなみに、帰りはバスで乗客は多い時で5人でした。
 ということで、久し振りに広がる空をバックに鳴く鳥たちに会いました。
 
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 録音機をちゃんと三脚に付けて録音する人が多いと思いますが、私は三脚への取り付け、脚を拡げてのセッティングを考えると、椅子のほうが手早くて便利だと思っています。なによりも、今日のように腰が痛いときは座れて楽です。
 この椅子から20mほど離れた木にとまって、オオヨシキリがさえずってくれました。TASCAM DR-05で録音、ボリュームの増幅、1,500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 ホオジロとの掛け合いが、芝川らしい音になりました。録音しながらオオヨシキリを観察していると、何かくわえているのが見えました。細長いものですので、昆虫の幼虫のように見えます。あとで写真を確認すると、緑色した葉のようでした。巣材でしょうか。

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 それにしても、さえずりのボリュームはいつもと変わりないように聞こえました。大きく口を開けることはできないはずなのですが、同じように聞こえます。これも鳴管を使っての発声のたまものなのでしょうか。
 本日は、風はなく日照もなく涼しい絶好の芝川でした。

2021年6月24日 (木)

ルリビタキ雌型の鳴き声一例-カミさんの録音

 私がタイマー録音で楽をしている間、カミさんは日光白根山に登っていました。
 白根山はルリビタキだらけでだったそうで、さかんにさえずっていたとのこと。それも、夢中になってさえずっているため近くで録音ができたそうです。
 そんな中、雄がさえずっているところに雌が2羽やって来て飛びまわり、今まで聞いたことのない声で鳴いたとのことです。
 YAMAHA W24で録音、2,000Hz以下の低音の低減、ノイズリダクションをかけています。

 「ビュビュ」「ビビビ」と聞こえる濁った声です。「ヒッ、ヒッ」といういつもの地鳴き、雄のさえずりも聞こえます。濁った声は、怒っているような、警戒しているように感じる鳴き声です。冬の地鳴きをずいぶん聞き録音もしていますが、このような鳴き声を聞いたことはありません。
 また、雌2羽が見えたとのことですが、ルリビタキの雄はきれいな夏羽になるのに2年はかかりますので、雄の若鳥であるかもしれません。雌1羽を巡って、雄成鳥と若鳥が競っていて可能性もあります。いずれにしても、繁殖期ならでは鳴き声のようです。

2021年6月23日 (水)

フクロウ雌と謎の鳴き声-日光

 小鳥たちのコーラスが始まる前、午前3時台は夜の鳥の世界です。
 フクロウが鳴いていることがあります。今回は、雌が鳴いていました。ただ、その前後には、フクロウとは思えないほ乳類らしい鳴き声が入っていました。
 TASCAM DR-05で録音、ボリュームの増幅、500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションを強めにかけています。

 以前にもあったような気がいたしましたので、ブログ内を探してみたら、去年の同じ頃に同じように録音されていました。
  タイトルは「フクロウのお母さんは何に怒っているのか-日光」です。下記URLで再読をお願いいたします。
  http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2020/06/post-63da8a.html
  このときは、6月29日午前3時15分です。今回は、6月21日午前3時29分です。カレンダーも時計も持っていない野生動物にしてみれば、ほぼ同じ日時とみてよいでしょう。
 ただ、フクロウの雌の声は同じようですが、ほ乳類らしい声が違います。去年は「「ムアー」あるいは「ミュア」と聞こえます。今年のものは「ワウ」あるいは「ワン」と聞こえますが、いかがでしょうか。このように書くとイヌの鳴き声のようですが、音質が異なります。
 はからずも同じ時期にフクロウのお母さんを怒らせるほ乳類が、近くに来たと言うことでしょうか。いずれにしても、暗い森のなかで野生動物たちの息吹を感じるシーンが録れました。

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