オオタカ幼鳥の親離れって?
11月下旬の六義園です。
鳴いているのはオオタカの幼鳥と思われます。こんもりと茂った木の中にいて姿が見えません。そもそもこの日は紅葉目当ての観光客で園内は大混雑の中20分以上も鳴き続けています。私が通りかかる前から鳴いていたとすれば30分くらいは鳴いていたのかも知れません。
オオタカの幼鳥がこのように長時間鳴き続けるのは一般に巣立ち後直ぐで、親にエサをねだっているとみられています。良く聞いてみると声が重なっている部分があり、どうやら複数いるのではないかとも思われます。
不思議なことに六義園ではここ数年冬場にこのように鳴き続けるオオタカの幼鳥が観察されています。
不思議なことに、と書いたのは通常オオタカは抱卵30日+、育雛から巣立ちまで30日、その後親離れしていなくなるまで30日で3~3.5ヶ月で親離れするとされているからです。今頃まだ親に頼っているとすると抱卵を開始したのが9半ば半ばとも考えられるのでは?
9月ならギリギリ繁殖時期と言えるかもかも知れませんが、なんと今年(2025年)の1月7日には園内のほぼ同じ場所で同じ声が聞かれました(松田蘭子。ブログ未掲載。録音アリ)。また2022年の12月31日にも全く同じ声が聞かれています(録音アリ。松田道生ブログ(2022年12月31日「大晦日に謎の声」/2023年1月2日「オオタカ冬の巣立ち雛の謎」)
そこで考えられることが4つ;
1, 親離れした後六義園へやって来た今年生まれの幼鳥が鳴いているもので、特に親にエサをねだっているのではない。オオタカは六義園では普通種とまでは言えないが時々見られている。
2, 鳴いているのは今年生まれの幼鳥ではなく2年目の若鳥、または成鳥である。いずれの場合も姿を見ていないので幼鳥だと断定できない。今までの経験から幼鳥で間無い無いだろうと判断した。
(1,2,だと2羽いる場合の説明にならない。)
3,親離れするのに時間がかかっている。ハシブトガラスでもいつまでも一緒にいる親子が時々いる。六義園ではオオタカの繁殖の記録は無いが近隣の公園で繁殖している個体がある。
4,何らかの理由開始が開始が遅れた個体がまだ子どもを連れ廻っている。
(3,4,だと12/31と1/7に鳴いていたのはいくら何でも遅すぎるのでは?と言うことになる)
いずれにしても次回この声を聞いたら何としても姿を確認しなければなりませんね。宿題が出来ました。


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