番組・報道

2022年1月 9日 (日)

『朝の小鳥』スタジオ収録-2月は鳥が教えてくれる天気予報

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。先月、私の都合で日曜日の収録となってしまいましたが、いろいろ都合が良いことがわかり今月も日曜日となりました。
 すっかり『朝の小鳥』の顔となったアナウンサーの鈴木純子さんは、気象予報士の資格を持っています。気象予報士になるためには、合格率わずか4%の試験を突破しなくてはなりせん。鈴木さんに敬意を表して、鳥と天気をテーマに構成してみました。
 ネタ本は、川口孫治郎の『自然歴』(1933)です。私が持っているのは、日新書院版です。その後、八坂書房(1979)から復刻版が出ていて、こちらのほうが巻末にある索引が便利です。ちなみに。私の蔵書はバラバラになってしまっていて袋に入れて保存しています。
 ネタになる話を探すために一とおり読みました。さらにバラバラになってしまいましたが、意外と科学的に説明ができることわざが少ないことがわかりました。
 たとえば、オオヨシキリが巣を高いところに作ったら大雨というのがあります。オオヨシキリの巣の高さを調べて、その後、洪水が起きるかどうか調べないと正しいかどうかわかりません。この手の話は調べてみたいけれどなかなかね。といったところでしょう。
 いずれにしても、説明がつくネタにしました。どうぞ、お楽しみいただければ幸いです。

 

 2022年2月 放送予定
     9日 ヒバリ
     13日 トビ
    20日 イソヒヨドリ
    27日 アマツバメ

2021年12月 5日 (日)

『朝の小鳥』スタジオ収録-来年1月はききなし

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。私の都合で、イレギュラーに日曜日の収録となってしまいました。スタッフの皆さん、すみませんでした。
 じつは『朝の小鳥』では、ききなしの話は封印されていました。というのは以前、S木プロデューサーの時にききなしをシナリオに盛り込んだことがあります。そのとき、S木さんから「言われるききなしのように聞こえません。バードウォッチャーの方は、そう聞こえるならばしかたないですけど・・・」と言われて以来、パスしてきました。
 たしかに聞き直して見ると、ききなしのとおりに聞こえません。私の持って行った音源がききなしとおりに鳴いていなかったことがあると思います。鳴き声には多数のバリエーションがあって、ききなしどおりに鳴くパターンを準備するべきだったことになります。
 また、自然のなかでバードウォッチングの先輩から「こう聞こえるだろ」と言われると説得力があること、あるいは「そうは聞こえない!」と反論できないこともあるかもしれません。
 ということで、私の音源も増えたことで、ききなしどおりに鳴くパターンを選び構成してみました。また、やさしく語りかけるような鈴木さんのナレーションのフォローでの説得力で行けると思います。
 さて、ききなしどおり聞こえるでしょうか。聞いてのお楽しみです。

 

 2022年1月 放送予定
     2日  センダイムシクイ
     9日 コジュケイ
    16日 イカル
    23日 ツバメ
         30日  フクロウ

2021年11月10日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-12月は鳥のトリビア

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 もう今年最後の月、暮れに放送される内容になります。
 冬は、野鳥たちが静かな季節です。それだけに、秋から冬はネタに苦労します。
 悩んだ末、今回は鳥のトリビアということで、鳥のかわった習性を鳴き声とともに構成してみました。トリビアネタは、数多くどれを選んで良いのか悩みましたが、鳴き声があって面白そうなものを10テーマほど候補に挙げて、鈴木さんと門馬さんに投票で選んでもらいました。ただ、意外と票が割れましたので、今まであまり使っていない音源、種類ということで、4テーマにしぼりました。
 いずれにしても暮れの忙しいなか、面白ネタが一時の清涼剤になれば幸いです。

 2021年12月 放送予定
     7日 キジバト
    14日 コアジサシ
    21日 オオジシギ
    28日 ハシボソガラスとハシブトガラス

2021年10月11日 (月)

ダーウィンが来た-取材メモ

 昨夜のNHKテレビの『ダーウィンが来た! ~街に大進出 青い鳥の謎~』に出演いたしました。イソヒヨドリの鳴き声についてのコメントです。
 プロダクションの方からメールがあったのが、5月中旬。今見たら、10回以上メールのやりとりをしていました。なんでも、樋口広芳さんが監修ということで安心してお付き合いさせていただきました。
 その後、6月中旬にzoomで打ち合わせ、さらにインタビューと4ヶ月も前のことでした。その間、プロダクションの方が実験をしたり、データを集めたりしていましたが、使われたのはほんの一部。いくつかの実験とデータは、紹介されず。もったいないです。
 私としては、動く声紋が売りだったのですが、意外と反応が薄くて残念でした。
 数回前のダーウィン、秋の虫が取り上げられていました。詳しく鳴き声について言及していましたが、このとき声紋がでたらちょっと困るなあと思っていたら、波形表示のみ。少しほっといたしました。ちなみに虫の声の声紋もとてもきれいです。
 今回、いろいろな鳥の鳴き声を声紋を制作して思ったのは、鳴き声のきれいな鳥は声紋もきれいです。自然の造形の美といっても過言でありません。造形に音がついて動くのですから、もっと見事です。今後、機会があったら声紋で遊ぼうと提案したいと思います。

2021年10月 7日 (木)

『朝の小鳥』スタジオ収録-11月は大阪城公園

 昨日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。リモートでの参加です。
 以前、訪れた大阪城公園をイメージして構成しました。
 大阪城公園は、樹木が多いことに加えて城壁が複雑に重なりあっていますので、段差があります。そのため、上から木を見下ろすことができるポイントが多いのが特徴です。だいたい、公園というと平かなだらかな地形が当たり前で、木の上にいる鳥はしたから見上げることになります。しかし、大阪城公園は上から鳥を見下ろせることができて、鳥を見つけやすいのが新鮮でした。
 今回、シナリオを書いていて、アナウンサーの鈴木さん、デレクターの門馬さんから”カスミ網”って、どんなもの?と聞かれました。ツグミのところで、カスミ網猟でツグミが減った話があったのです。
 考えてみると私の子どもの頃(1960年代)、東京都板橋区赤塚あたりの雑木林にカスミ網が張ってありました。学生時代(1970年代)の千葉県印旛沼の丘陵地でも張ってあって警察に通報したことがあります。1980年代後半、日本野鳥の会の職員時代にはカスミ網の反対署名運動を組織を挙げて行われ、私は寄付集めのためのテレフォンかカードを制作したことを思い出します。
 ところが、もはや若い人はカスミ網を知らない時代になってしまったのです。カスミ網は、鳥業界の専門用語に近い存在になっていました。これはある意味、良いことだと思います。カスミ網が死語になってツグミが増えた、うれしいことです。
  
 2021年11月 放送予定
   11月7日 キビタキ
    14日 エナガ
    21日 ツグミ
    28日 ジョウビタキ

2021年9月15日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-10月はユネスコ自然遺産に登録された南西諸島の鳥

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。リモートでの参加です。
 今年の5月、ユネスコは、鹿児島県から沖縄県の南西諸島に続く「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を世界自然遺産に登録することがふさわしいとし、今年の世界遺産委員会で世界自然遺産に登録される見通しになりました。
 それを記念して急遽、登録される地域に生息している特産種、特産亜種を取り上げました。現在、沖縄県は新型コロナの蔓延で深刻な状況にあると思います。バードウォッチングツアーも中止される現状のなか、取材は控えるべき地域となっています。そのため、過去に何回か訪れたときに収録した音源です。それに、鳥を取り巻く最新情報をくわえて解説しました。
 昨日、届いたBirder誌には、奄美大島のオオトラツグミが、将来的にはミナミトラツグミという和名になる可能性があるという記事がありました。さすがに、今回のシナリオには間に合いませんでしたが、蒲谷鶴彦さんがこれだけ鳴き声がちがうのだから別種にすべきと、おっしゃって何年たったでしょう。次回の日本産鳥類目録の改定で、ようやく種としてみとめられる見通しつきました。ミナミトラツグミという和名も私は違和感がありませんので、気に入っています。
 
 2021年10月 放送予定
   10月3日  オオトラツグミ(奄美大島)
    10日 ヤンバルクイナ(沖縄本島やんばる)
    17日 アカヒゲ(沖縄本島やんばる)
    24日 リュウキュウアカショウビン(西表島)
       31日  リュウキュウコノハズク(西表島)

2021年8月18日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-9月は江戸の風流

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。リモートでの参加です。
  去年の1月に江戸時代、江戸の街にいたと思われる冬の鳥たちを構成しました。今まであまりやったことのない企画でしたが、意外と好評。ということで、今度は江戸っ子たちが楽しんだ鳥たちの夏編です。
  今では、関東地方では少なくなったヒクイナ、電線のない江戸時代にツバメはどこにとまっていたのか、カワセミはもっと多かったかもしれない、風流の極限とも言えるお香を焚いてチドリを寄せた話ではイカルチドリの鳴き声をお送りします。
 たぶん残暑の厳しい9月にいっぷくの涼しさを味わっていただければと思います。

 2021年9月 放送予定
   9月5日  ヒクイナ
       12日 ツバメ
       19日  カワセミ
     26日  イカルチドリ

2021年7月14日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-8月は南牧村黒瀧山

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。リモートでの監修です。
 先日、Birder誌に「謎の木魚鳥」を寄稿したのを機会に、群馬県南牧村の黒瀧山での取材を中心に構成してみました。こうして使っていない音源がけっこうありますので、緊急事態宣言下で県境をまたいで取材ができなくても、とうぶんはなんとかなりそうです。
 私の記事を読んだ録音仲間のF野さんは、さっそく黒瀧山に行ったそうです。報告では、私が話をした和尚さんはすでにお亡くなりになっていたとのこと。代替わりしていたそうです。葬儀の日には、さぞ木魚鳥が鳴いたことと思います。また、ここ2年ほどは木魚鳥は鳴いていないというお寺の関係者の話もあり、オオコノハズクも代替わりしているかもしれません。F野さん、貴重な情報ありがとうございました。
 私も掲載誌をお寺宛にお送りしたところ、ていねいな礼状とお線香をいただき恐縮いたしました。新型コロナが収まったら木魚鳥の本場をゆっくりとたずねたいと思います。
 ということで、木魚鳥は恐らく電波に乗るのは初めてでしょう。本当に木魚のように聞こえるか、ぜひお確かめいただければと思います。

 2021年8月 放送予定
   8月1日  キセキレイ
       8日 ヒヨドリ
       15日  アオバト
      22日  クロツグミ
        29日  オオコノハズク

2021年6月 2日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-7月は箱根金時山

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。リモートでの監修です。
 以前、ソウシチョウの鳴き声を録りに行った箱根の金時山の鳥たちです。

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 コロナで遠出がしづらい状況ですが、取材に行ったまま使わなかった音源がけっこうあって、とうぶんは大丈夫そうです。この金時山も、放送では一部使用したものの金時山としては構成したことがなかったで、今回初登場の感じです。
 金時山で最初に迎えてくれたのはヤブサメでした。今まで、ヤブサメの高い声はAM波では伝わらない可能性がありましたので、使用するのをためらってきました。今では、FM、radiko、ポッドキャストで聞いている人も多くなりましたので、高い音も大丈夫だろうということで入れてみました。そのため、ヤブサメも初登場です。
 どんな反応があるか。楽しみでもあり心配でもあります。

 2021年7月 放送予定
   7月 4日 ヤブサメ
      11日 オオルリ
      18日 ソウシチョウ
     25日 ガビチョ

2021年5月19日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-6月は浮島湿原

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録、リモートでの監修です。
 以前、龍ヶ崎野鳥倶楽部の皆さんに案内してもらった茨城県霞ヶ浦の浮島湿原です。
 かつて、コジュリンを見たくて霧ヶ峰の八島ヶ池に、後輩のM瀬さんに連れて行ってもらったことがあります。20才台の頃ですから1970年代です。当時は、浮島湿原のコジュリンの生息はまだ未知の頃で、関東地方のバードウォッチャーは霧ヶ峰でコジュリンを見るというのが定石でした。
 免許取り立てのM瀬さんの運転でしたが、無事にコジュリンを見られて大満足。その後、松本の彼の家に泊まりました。このとき、はじめてオクラ、馬肉を食べたのを覚えています。しかし、もう霧ヶ峰のコジュリンはいなくなって、だいぶ経ちます。
 昔、見た野鳥から、いろいろなことを思い出す年頃になりました。ご勘弁ください。
 龍ヶ崎野鳥倶楽部では、講演を頼まれたり日光のグループと共同で自然観察会をやったり親しくさせていただいております。彼らの案内で田んぼや湿地を巡ると、一見同じ環境なのにちゃんと鳥のいるところがわかっていて案内してくれる不思議です。地元の強さを言うか、観察の蓄積のたまものです。
 浮島湿原の鳥を4種選んだらはからずも、数が少なくなった鳥たちになってしまいました。それだけ、日本の草原環境が減少し、鳥たちに影響を与えていることになります。

2021年6月 放送予定
  6月 6日 コジュリン
      13日 セッカ
      20日 ヨシゴイ
     27日 オオセッカ

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