番組・報道

2019年3月 6日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-4月は石垣島

 本日は文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 収録日は、天候の悪い日が多いですね。第一水曜日は、なぜか雨か曇り。本日は、まだ雨は降らないものの曇天で。浜松町から見える東京タワーがかすんでいました。
 来月のテーマは、今月の北海道からいっきに南に飛んで石垣島です。
 沖縄方面は、DATの時代から過去4回取材に行っています。それも、だいたい3月下旬から4月の上旬にかけて訪問しています。最初は、3月下旬に行ったら、まだリュウキュウアカショウビンやリュウキュウサンコウチョウが渡って来ておらず、目的は半分ほどしか達成できず。次は4月に入ってから行ったら、タイミングがぴったり合って思う存分、録音できました。ただし、もう夏のように暑くて熱中症に気を付けながらの録音でした。
 そんなことを思い出しながら、ファイルをチェックすると、まだ使ったことのない音源があったりして編集しなおして構成してみました。

4月の放送内容
4月 7日 リュウキュウアカショウビン
 14日 シロハラクイナ
 21日 シロガシラ
 28日  リュウキュウコノハズク

2019年2月 6日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-3月は早春の北海道

 本日は浜松町にある文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。浜松町は、ビル風がすごくて雨が横殴りでした。
 3月は、5回日曜日があるため地方局の分も含めると10本録りです。
 収録を終わってスタジオを出ると、なんと廊下にダミーヘッドが置いてありました。

Dummyhead190206

 ダミーヘッドは、バイノーラル録音をするためのものです。ステレオマイクや2本マイクを使ってのステレオ録音では、再生すると頭の上から聞こえて来ることになります。バイノーラル録音では、音は水平になり、より立体感を得られます。自分の耳にマイクを付けて録音するのが本来ですが、このような頭の形をしたものにマイクを仕込んで録音もします。
 なんでスタジオでダミーヘッドを使っていたのかうかがったところ、耳元でささやくという設定で録音したのだそうです。ステレオ感は、あまり関係なかったですね。
 ところで、ドイツ製のダミーヘッドは5,60万円していました。このダミーヘッドは、発泡スチロール製で日本製のはずですが、それでも10万円はします。そのため、私や録音仲間は、美容院でいらなくなったマネキンの頭で作ったり楽しんでいます。
 このダミーヘッドは、色が黒いので自然の中に置くとけっこう目立ちます。迷彩に塗装して、使ってみたいですね。
 ところで、3月の放送内容は、北海道の芽登温泉と温根沼で取材して、今まで登場したことのないヤマゲラ、ヤマシギ、クマゲラ。使ったことのない音源のヒガラとシロハラゴジュウカラです。早春の北海道の音をお楽しみいただければ幸いです。

3月の放送内容
3月 3日 ヤマゲラ
 10日 ヒガラ
 17日 ヤマシギ
 24日  クマゲラ
 31日 シロハラゴジュウカラ

2019年1月 9日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-2月は葛西の鳥・追記あり

 今日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録、実質的な仕事始めです。
 2月に放送される分を収録しました。テーマは、去年の秋にラムサール条約の登録湿地になった葛西です。実際は、沖にある東なぎさと西なぎさが含まれる葛西海浜公園が登録されたことになりますが、手前の葛西臨海公園の鳥を含んでの番組内容です。
  葛西は思い出多い場所です。私は、葛西で鳥を見たり数えたりした初期の1人だと思います。最初に注目したのは、蓮尾純子さん(当時は古川姓)です。江戸川本流を挟んだ千葉県側の新浜が埋め立ててダメになっていくのを見て、葛西に鳥が移動しているのではないかということで、カウントを依頼されました。また、ちょうど東西線が開通して葛西に行きやすくなったこともあります。それでも、東西線葛西駅を午前9時に出発して鳥を数えながら歩いて行くと、現在のなぎさの前にたどり着くのは昼頃。堤防の上でおにぎりをほおばるというスケジュールでした。
 下掲は、昔のフィールドノートのコピーです。

Kasai700823

 1970年8月23日の記録です。当時としては、珍しいミヤコドリがすぐ近くにいて感動したのをおぼえています。また、幼鳥がいたことでオオバンの繁殖が確認され、当時繁殖の南限だった新浜より、数100m南下したと仲間内で話題になりました。
 地図の堤防が尖ったように見える部分の先が、現在の東なぎさと西なぎさの間くらいになります。
 これ以前にも葛西には行っているはずです。春の干潟にツルシギが100羽単位いたのを数えていますから、この年の初め頃から葛西通いが始まったことになります。
 思えば50年近く葛西の鳥たちを楽しんできました。そのほんの一部ですが、音として楽しんでいただければ幸いです。

2019年2月 放送予定
3日  ダイゼン
10日  クイナ
17日  オオジュリン
24日  ハジロカイツブリ

追記:M柳さんから、葛西の現在との位置関係についてご指摘がありました。「地図の堤防が尖ったように見える部分」は、現在の湾岸道路の内側になります。ですから、葛西臨海公園自体、すべて埋め立てられたことになります。記憶で書いてしまいたましたが、埋め立て工事中をしっかりと見ていることを思い出しました。訂正いたします。M柳さん、ありがとうございます。

2018年12月19日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-1月はカモの仲間

 今日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 収録に先だって雑誌『清流』の取材を受けました。引き続き、スタジオ風景も取材されてました。この雑誌のキャッチフレーズは「主婦たちに贈る心のマガジン」です。そんな雑誌にオジさんが登場して良いのかと思いましたが、私以前に日本野鳥の会の柳生会長や職員も取材していてました。それだけに、ライターさんは拙著を読み、ブログもチェック済み。インタビューの質問は、適切でこんな答えやすいインタビューを受けたのは久しぶりです。掲載は4月号とのことですので、ご興味のある主婦の皆さん、ぜひご覧いただければと思います。
 さて、番組のほうは、冬の鳴き声の端境期を迎えて企画に苦労いたしました。新年は、冬らしくカモ類でスタートです。さらに正月は、オシドリがです。また2015~2016年に荒川に飛来したハクガンは、5回も取材に行っているのに、まだ番組に登場させていませんでした。置いた録音機のそばで、鳴き合うハクガン3兄弟の声をお聞きいただければと思います。
 いずれにしても、冬の音の魅力が伝われば幸いです。

2019年1月 放送予定
6日 オシドリ
13日  ハクガン
20日  コガモ
27日  クロガモ

2018年11月 7日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-12月は傑作選

 今日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。私がうっかり開始時間を間違えて10分遅れでスタート。申し訳ございませんでした。というのは、今日収録した12月は日曜日が5回あるため早めの集合でした。
 この秋から冬はネタに苦労します。まして5回です。
 この間の『朝の小鳥』65周年記念番組のさい、かつてナレーションを勤めた鈴木寛子さんから当時の番組内容が書かれたノートを見せてもらいました。いちばん知りたかったのは、冬のさえずりのさびしいときに蒲谷先生は、いったいどういう企画で乗り越えたのかです。
 先生の場合、海外での取材が多くありましたので、冬は外国編が多いですね。この他、都道府県の鳥シリーズや声の美しい鳥というテーマで季節とは関係のない企画をしていることがわかりました。やはり苦労をされていたのですね。
 ということで12月は、今シーズン日光の霧降高原で録音した野鳥のコーラスの傑作選です。
 当ブログでも記事にしましたが、今年は機材のモニターを2件やりました。そのため、最盛期に同じ場所に同じ時間に録音機を置くことになりました。面白いことに5月と6月ではコーラスの種類構成が変わっていました。また、時間帯によっても変化していくおもしろさがわかりました。さらに、ここでは1998年から録音をしているので、20年間の変化もわかりました。
 そんなエピソードを交えて、素晴らしい野鳥のコーラスをお楽しみいただけるように構成いたしました。

2018年12月 放送予定
2日 ミソサザイ
9日 エゾムシクイ
16日 アカハラ
23日 ホトトギス
30日 コマドリ

2018年10月 3日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-11月は蕪栗沼の鳥

 本日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 宮城県の蕪栗沼には4回は録音に行っているのですが、番組はまだ1回しかやってないことに気が付きました。考えてみると、録音しているのはマガンの声ばかりなので1ヶ月分を構成することができないで、登場しなかったことになります。
 なんとか、ベニマシコとエナガに加わってもらい朝の小鳥の番組名からかけ離れないように構成してみました。
 いずれにしても、蕪栗沼の広々とした空に音が抜けていく広がり感、たくさんの水鳥たちのざわめきなどが伝われば幸いです。

2018年11月 放送予定
4日 ベニマシコ
11日 オオハクチョウ
18日  エナガ
25日 マガン

2018年9月 6日 (木)

『朝の小鳥』スタジオ収録-10月は佐渡島の鳥

 昨日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
  一昨年の秋に取材に行った佐渡島の鳥たちです。
 去年、放送しようと準備をしていたら佐渡で大雨が降り、災害のなか取り上げるのはちょっということで、今年になってしまいました。今年は、そんなことを言っていたら、どこも放送できないくらい災害の多い年となってしまいました。
 また、去年から新潟放送でも『朝の小鳥』の放送が始まりましたので、ちょうど良いタイミングとなりました。
 この取材が、佐渡島に初上陸でした。そのため山形のY川さんにガイドをお願いして、目的のトキとサドカケスは、あっというまにクリアできました。
 トキのねぐら入りの時刻になると、思わぬ蒸し暑さに見舞われました。そのため、蚊の仲間が大発生。飲料の自動販売機の明かりに真っ黒になるくらい集まっていました。お陰で、息をすると鼻から入りそうで、そっと呼吸をしなくてはなりません。それだけ、自然が豊かな証拠ということなのでしょう。
 佐渡島は、交通の便も良いので、また再訪したいと思います。

2018年10月 放送予定
    7日 ハクセキレイ
   14日 サドカケス
 21日 モズ
 28日  トキ

2018年8月 1日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-9月はフクロウの仲間

 本日は、浜松町の文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 9月のテーマを決めるのは毎年、とても苦労します。小鳥たちのさえずりは、静になっていますし、まだ冬鳥たちは来ないし、季節感のある音を造るのがとても難しい月なのです。まして、今年の9月の日曜日は5回ありますのでなおさらです。
 バードウォッチャーならば、干潟の鳥を思い浮かべるかもしれませんが、毎年シギやチドリの声ばかりではというこだわりもあります。ということで、ファンの多いフクロウの仲間の鳴き声で構成しました。
 結果、朝の小鳥でなくて夜の小鳥になりました。

2018年9月 放送予定
   2日 フクロウ
   9日 トラフズク
 16日 オオコノハズク
  23日 コノハズク
  30日  エゾフクロウ

2018年7月 5日 (木)

『朝の小鳥』スタジオ収録-8月は千畳敷カール

 昨日は、文化放送にて『朝の小鳥』8月放送分のスタジオ収録でした。新聞社の取材もあって、まだ65周年の特番の反応がさめやらぬ中の収録となりました。
 8月は、高い山ではまだ野鳥たちのさえずりがさかんです。そのため、長野県の千畳敷カールの鳥たちです。先だっての特番で、20代のナレーションを勤めた鈴木寛子さんが、いきなり蒲谷鶴彦さんと当時のディレクターに連れて行かれたところです。高山に鈴木さんをお連れした話は、蒲谷さんからうかがっていましたが、高尾山や御岳山に連れていってからと思っていたら最初が千畳敷カールでした。千畳敷カールまでは、ロープウェイがあるので苦ではありません。しかし、その上の山小屋まで行ったそうで、その途中には八丁坂というかなり厳しい登りがあります。私は、途中で引き返しました。それも、かなり下の方で引き返してしまいました。というのは、標高2,000mを超えると自分の身体が重くなった感じになり、なんでもない登りがとても辛くなります。てっきり、体調がおかしくなってしまったと思ったことがありますが、帰ってきて新宿駅の階段はスタスタと登れましたので安心したことがあります。
 いずれにしても、鈴木さんのお話にあったように見事なお花畑のなか、鳥たちの声が聞こえてくる天空の楽園のようなところです。少しでも、その雰囲気をお伝えできれば幸いです。

2018年8月 放送予定
  5日 カヤクグリ
 12日 ルリビタキ
 19日 イワツバメ
 26日 メボソムシクイ

2018年6月16日 (土)

ノートを拝見-『朝の小鳥』65周年

 私が関わっている文化放送の『朝の小鳥』が65周年を迎えたことから特別番組を収録しています。ロケあり、鳥に関係した音楽ありですが、なかでも蒲谷鶴彦先生の時代にナレーションをつとめた鈴木寛子さんのインタビューは、お楽しみです。取材ロケの秘話がぽんぽん飛び出してくるのですから、話はつきませんでした。その鈴木さんが古びたノートを持ってきました。コクヨのA5版のやや小型のノートです。中身を見せてもらうと、1982年10月4日から1986年3月までの番組内容のメモがびっしりと書かれていました。

Note180615

 当時の『朝の小鳥』は、今のように毎日曜日放送ではなく、毎日放送されていました。それに加えて、最初の頃は日曜日、のちに土曜日は特別枠の15分間の番組が作られていたのです。その内容が、克明にノートに書かれていました。
 15分ですから、たとえば高尾山の鳥というテーマで、いろいろな小鳥の鳴き声を紹介しています。さらには、北海道の鳥のなかにアイヌの歌をいれてドキュメンタリー風の作りもしています。そして、いろいろな方へのインタビューもあり、このメンバーはお懐かしい名前ばかりです。たとえば、上野動物園の福田道雄さん、トキ保護センターの近辻宏帰さん、三宅島の浅沼和男さん、瓢湖の吉川繁男さん、横須賀博物館の柴田敏隆さん、山階鳥類研究所の吉井正さん、芥川賞作家の加藤幸子さん、福島小鳥の森の弦間一郎さん、片野の鴨池の築田貴司さん、風露荘の高田勝さん、中西悟堂さんがお亡くなりになった時は日本野鳥の会常務理事の川崎惟男さんと対談もしています(すべて当時の肩書きです)。
 さらに、武蔵野自然クラブリーダー飯塚利一さんのお名前を発見。飯塚さんは、現在の日本野鳥の会事務局の重鎮、当時はまだ職員になる前のことで、勤務先の電話番号は当時の日本野鳥の会の事務所ではありません。それに、わざわざ日本野鳥の会会員と肩書きが書かれていました。タイトルは「武蔵野の野鳥教室を訪ねて」で鳥の音声は、ヒバリ、ユリカモメ、カイツブリの名前があがっていました。
 わずか35年前のことですが、こうして並んだお名前をみると、お亡くなりになった方、退職や現役を退いた方が多いですね。そのなかで、今でも現役で活躍しているということは、素晴らしいことだと思います。 

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