番組・報道

2020年10月 8日 (木)

『朝の小鳥』スタジオ収録-11月は谷津干潟

 昨日は『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。リモートで参加です。11月は日曜日が5回ありますので、5本録りです。
 テーマは、晩秋の谷津干潟です。谷津干潟は、私にとって思い出の場所です。学生だった1970年代、東京湾いっせいカウントに参加して幕張や稲毛の海岸の鳥を数えていました。海岸が次々に埋め立てられ、谷津に行き着きました。埋め立て前と埋め立て直後のカウントの記録は、私と後輩たちだけです。
 当時、各地で行われた自然保護運動のなかでも、谷津干潟の保護運動は地元住民とタッグが組まれた初期の運動です。私自身、駅前でのビラ配りから地元の小学生を集めての自然観察会などを行いました。まだ、ボランティアという言葉のない時代、干潟と野鳥たちを守りたいと思って仲間とただただ身体を動かしていたことになります。
 写真は、田久保晴孝さんからもらった当時の観察会の様子です。

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 写真は、現在の谷津干潟自然観察センターのあるあたりで、当時はただの草原でした。
 今では、立派なセンターもできラムサール条約の登録湿地にもなって、干潟が埋め立てられる危惧はなくなりました。ただ、残念なのは鳥が減っていることです。当時、干潟が動くように見えたハマシギの数千羽の群れを見ることはなくなりました。一説には、地球温暖化の影響だと言われていますが、こうなると駅前でのビラ配りでどうにかなることではなくなりました。
 いずれにしても、いろいろな思いを込めて制作いたしました。そんな谷津干潟の鳥たちの鳴き声をお楽しみいただけければと思います。
 なお、放送時間が10月から変わっています。5時10分からです。

2020年11月 放送予定
11月 1日 ソリハシシギ
   8日 ダイゼン
   15日 ウミネコ
   22日 ハマシギ
    29日 コガモ

2020年9月 9日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-10月は粟島

 新潟県の粟島には、6回取材に訪れています。そのうち、秋は1回だけです。そのときに収録した音源を『朝の小鳥』では使っていなかったことに気が付きました。けっこう埋もれた音源があるので、コロナ禍のなか取材が制限されているなかでも、なんとかなります。
 秋の粟島では、珍鳥に出会いましたが、鳴いてくれないのが悩みです。シラガホオジロが「チッ、チッ」と鳴くいてくれるだけでは、5分の番組が持たないというのが実感です。結果、当たり前の鳥たちの鳴き声になってしまいましたが、今こうして聞くと島の雰囲気を感じる音になっていました。

 本日もリモートでの参加でした。だんだん、リモートのスタジオ収録も板に付いてきました。

 放送時間が10月から変わります。5時10分からとなります。

2020年10月 放送予定
10月 4日  イソヒヨドリ
  11日  ウグイス
  18日  ヒヨドリ
  25日  ジョウビタキ

 

2020年8月12日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-9月は湯西川の鳥

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 相変わらず新型コロナの感染リスクがあるので、私はリモートでの参加です。
 アナウンサーの鈴木純子さんもデレクターの門馬史織さんもスタジオでなければ仕事ができないわけですから、私だけ安全地帯にいるようで申し訳ないです。
 今年は、新型コロナのおかげで思うように取材ができません。しかし、取材をしたものの番組で使っていない音源がけっこうあります。今回は、その中から栃木県北部にある湯西川湖での録音です。2年前に行っています。
 湯西川は、行政区画では日光市なのです。今や栃木県の4分の1くらいが日光市です。旧日光市街地から車で1時間半以上かかるのに、まだ市内というのも遠征した気分になれないですね。
 いずれにしても、山深いところだけに野鳥や生き物の息吹の多いところでした。阿部♂♀さんにご案内いただいたのですが、♂さんがシカの警戒声が聞こえて来ると「クマに警戒しているのでは」と教えてくれるのです。それだけに、緊張感のある取材でした。

2020年9月 放送予定
9月 6日 コノハズク
  13日 ヨタカ 
  20日  アカハラ
  27日 カワウ

2020年7月 8日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-8月は渡良瀬遊水池の野鳥

 今日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 今頃は、東京都の新型コロナの感染者数が1桁になっているはずでしたが、3桁が続いています。感染リスクの高い私は、家からのリモート参加です。
 以前、8月のバードウォッチングは、どこに行ったら良いのか聞かれたことがあります。「高い所に行くか、北へ行くしかない」と答えたのですが、考えてみたら平地のヨシ原がある意味、ベストシーズンとなっています。ということで、栃木県の渡瀬遊水池の野鳥たちがテーマです。
 この季節、渡良瀬遊水池を代表する鳥と言えば、大好きなオオヨシキリです。しかし、何度も取り上げていますので、オオヨシキリ抜きで構成してみました。それにしても、8月の渡良瀬遊水池は暑いです。草いきれのなか、汗をふきふき録音した記憶しかありません。野外の録音では風は大敵ですが、あまりの暑さに吹いてくる風にほっとした思い出があります。

2020年8月 放送予定
8月 2 日 コヨシキリ
   9日 ヨシゴイ
  16日 セッカ
  23日  サンカノゴイ
    30日 チュウヒ

 

2020年6月12日 (金)

『朝の小鳥』の特番が保存、公開-放送ライブラリー

 2年前に放送された『朝の小鳥 65周年のコーラス』が放送ライブラリーに保存され公開されることになりました。
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 『朝の小鳥 65周年のコーラス』は、蒲谷鶴彦さんが番組を始めてから65年を迎えたことを記念して放送された1時間の特番です。日本民間放送連盟のラジオ教養番組部門で優秀賞を受賞するなど、思わぬ評価を得ています。
 今回、公益財団法人放送番組センターから、文化の記録として放送ライブラリーに保存して公開したいので了解してほしいとの連絡がありました。本日、承諾書を送りましたので近く公開されることになると思います。下記サイトにて検索し、ご確認していただければ幸いです。
 放送ライブラリーは、横浜にあります。みなとみらい線「日本大通り駅」3番からライブラリーのある横浜情報文化センターに直結しています。ライブラリーは8階にあります。無料ですから、お近くにお出でのせつはお立ち寄りいただければ幸いです。
 新型コロナの影響で昨日まで閉館されていましたが、公開開始されました。ただ、開館時間の短縮などのイレギュラーな公開となっていますので、Webサイトでご確認いただければと思います。
 なお、『朝の小鳥 65周年のコーラス』にくわえて、下記の番組も保存、公開されています。
 私も出演している50周年記念番組です。
 2003年7月21日放送 『朝の小鳥50周年スペシャル 野鳥愛好家・蒲谷鶴彦』 
  蒲谷鶴彦さんの追悼番組です。
 2007年4月8日放送 『千の鳥になって… 蒲谷鶴彦の遺したもの』
 放送番組センターのURL.
  http://www.bpcj.or.jp/

2020年6月10日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-7月は兵庫県の鳥たち

 本日は、文化放送の『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。私は、リモートでの参加です。PCをいつもの私が座る位置に置いてくれましたので、スタジオにいるみたいな気分になれました。
 来月7月のテーマは、去年の6月に取材に行った兵庫県の山地の野鳥たちです。
 メインは、なんといってもセグロカッコウです。この場所では、数年つづけて鳴き声が聞かれています。案内をしてくれてW辺さんによると今年も鳴いていると教えていただきました。いったい何に托卵しているのか、気になるところです。
 ところで本日、青山ディレクターが定年で卒業となりました。青山さんがお手伝いでスタジオに来たのはついこの間のような気がきましたが、5年間お付き合いいただいたことになります。
 ディレクターの仕事は、まず5分の番組のなかでナレーションが偏らないようにしなくてはなりません。また、不規則に鳴く野鳥の声をタイミングも合わせてCueを出して、鳥の声もナレーションも生かさなくてはならないのですからたいへんです。そのため、シナリオには鉛筆で細かく時間が書かれています。たった5分の番組だけにCueタイミングが命の番組とも言えます。それを絶妙のタイミングで、こなしてくれました。
 私もスタジオで、心のなかでCueを出します。気が短いので、だいたい青山さんより早めです。ときどき、ぴったりと一致したときはベテランになれた気分になれました。
 青山さん、長い間お疲れ様でした。

2020年7月 放送予定
7月 5 日 セグロカッコウ
  12日 アカショウビン
  19日 ツツドリ
  26日 アオバト

2020年5月13日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-6月は酒田の防風林の鳥たち

 本日は、文化放送にて「朝の小鳥」のスタジオ収録の予定でした。
 新型コロナの蔓延のため行くのをためらっていたら、M馬さんがZOOMでつないでくれました。本日は、リモート参加です。
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 家には、スマホを入れてZOOMできる機器が4台ありますが、今まで経験からiPodがいちばん確実で使いやすいことがわかりました。また、画像より音が重要ですので、イヤーフォンよりヘッドフォーンが良いだろうと思い、GRADOをつないでスタンバイしていました。
 本番がスタートすると、ときどき音が途切れることがあり心配しましたが、数分で安定し問題なくスタジオに流れる音を聞くことができました。一人でヘッドフォーンから流れる音に集中していると、スタジオにいるのと同じような感覚になれますから、まずは成功です。
 そして、本日はカッコウやクロツグミなど、眠気を誘う鳴き声です。もし、午後の収録だったら、きっと居眠りをしてしまうかもしれない鳥たちでした。

2020年6月 放送予定
6月 7日 アリスイ
  14日  クロツグミ
  21日  カッコウ
  28日  カワラヒワ

2020年4月 8日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-5月は軽井沢

 本日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録のはずでした。
 しかし、ハイリスク者であるのと緊急事態宣言が出るとのことで、スタジオに行くのは失礼させてもらいました。スタジオでの作業は4人ですので心配はないのですが、行き帰りの電車があぶないということでのお願いです。今や、電車やバス、マーケット、病院は、まるで地雷原を歩いていような緊張感があります。
 蒲谷鶴彦さんの時代はオープンリールでした。そのため、波音や水音のテープを別に持ってきて、スタジオでミキシングしていました。蒲谷さんご自身が、タイミングを計ってスイッチを入れていました。お手伝いしたことがありますが、キューの合図があってからスイッチを入れるのですから、どうしてもワンテンポ遅れます。そのため、とても緊張いたしました。
 今はもうミキシングをしてファイルとして前月に渡していますので、私のすることはほとんどありません。青山さんのキュータイミングも純子さんのシナリオのリライトも門馬さんのオペレーションも、皆さん慣れたので私は座っているだけです。
 今頃は、収録中。うまくいっているかなと思ったら、門馬さんから電話がありました。「キビタキのアクセントを教えて・・・」とのこと。実は「イカルは”怒る”に聞こえないように平坦でお願いします」と言っておいたのですが、キビタキまで気が回りませんでした。「キで切らないよう平坦で」とお願い。無事に収録がすみました。

2020年5月 放送予定
5月   3日   キセキレイ
  10日  コルリ
  17日  キビタキ
  24日  イカル
   31日  マミジロ

2020年3月18日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-4月は北海道

 本日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 4月は、何度かこの季節に訪れて取材した北海道の鳥たちです。
 今回、挑戦したのは高い声で鳴く鳥です。ここ数年で、ラジオの聞き方が変わってきました。radikoの普及で『朝の小鳥』のように朝早い時間に放送されている番組でも、24時間以内であればネットを通じて聞くことがきるようになりました。そのため、Twitter検索すると、以前は日曜日の午前5時20分になると書き込まれていた感想が一日中、時間に関係なく書き込まれるようになりました。

 そのため、AM波では高い声を伝えにくいのですが、ネットならば大丈夫だろうということでの挑戦です。今回とくにエゾライチョウが6,000~9,000Hzの高い声で鳴くため、前もって技術担当の方に大丈夫かどうかの確認をしてもらいました。大丈夫というお墨付きをもらっての収録です。

 実は、同じように8,000Hzの高い声で鳴くヤブサメを放送したことがありません。もし、聞こえないという苦情がきたらと思うと取り上げるのをためらっていました。これからは、反応を見ながら高い声で鳴く鳥たちにも登場してもらうつもりです。

2020年4月 放送予定
4月 5日 トラツグミ
  12日 クマタカ
  19日  キバシリ
  26日  エゾライチョウ
 

2020年2月12日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-3月はさえずりの練習

  本日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 3月は日曜日が5回ありますので、地方局用と文化放送用をそれぞれ収録するため合計10本録りとなります。アナウンサーの鈴木純子さんは、ほぼ1時間シナリオを読み続けなくてはなりませんでした。皆さん、お疲れ様でした。
 3月は、のさえずりの練習の鳴き声です。この季節しか聞くことができない季節限定の鳴き方です。ぐぜりとか練習歌、あるいはサブソングと言われている鳴き声です。
 本歌のさえずりとはまったく違う鳴き方をする鳥と、ウグイスのように本歌によく似た節で鳴くものがいます。また、シジュウカラやヒガラの練習歌を聞いたことがありません。今回取り上げたのは、さえずりとはまったく違った鳴き方をする鳥たちです。共通するのは、声量が低いということ。小さな声でつぶやくように鳴く鳥たちの声です。それだけに、聞くことも少なく録音の機会も希、ある意味とっておきの音源を披露いたしました。
 
2020年3月 放送予定
3月 1日 ジョウビタキ
   8日 ツグミ
  15日  アオジ
  22日  オオルリ
  29日 コマドリ

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