徒然

2023年8月17日 (木)

Syrinx本編を終了いたしますー予告

 かねてより気になっていたのですが、Syrinx本編は更新もせず、リンクも切れたものが多くなり、整理したいと思っておりました。今年のプロバイダーの契約切れを機会に閉鎖いたします。
 思えば、18年前の2005年9月15日に開設いたしました。当時は、野鳥録音のサイトが少なかったため、重宝されたと思います。最近では、バードリサーチの「鳴き声図鑑」が充実して、このほかyoutubeで検索すれば、かなりの種類の鳴き声を聞くことができるようになりました。そうした意味で、役割を追えた感じもいたします。
 閉鎖にあたり、資料集など必要な情報は早めにダウンロードしていただければと思います。URLは下記です。

 http://www.birdcafe.net/syrinx-index.htm

 なお、予定ではブロバイダーとの契約が切れる9月中旬に閉鎖されます。
 また、『鳴き声ガイド日本の野鳥』の英語版リーフレット、英文検索は日本野鳥の会のサイト内の通版コーナーに、リンクが張ってありますので引き続きご利用いただけます。
 いずれにいしましても、長い間ご利用いただきありがとうございました。感謝いたします。
なお、ブログはほそぼそと続けるつもりでいますので、引き続きよろしくお願いいたします。

2023年6月26日 (月)

大浜清さん・追悼

 入院中に知人の訃報を知るのは、つらいものがあります。
 まして、若い頃にお世話になった恩人となると、なおさらです。
 元千葉の干潟を守る会の代表の大浜清さんが亡くなりました。
 私が20才のときに40才でしたから90才を超えていたことになります。大浜さんとは守る会を通じ、さまさまな運動のお手伝いをさせていただきました。たとえば自然観察会指導や野鳥の調査はもとより、何千枚ものチラシ作り、駅頭でのチラシ配り、1万人署名集め、その署名をもとに陳情や請願などなど。同時に、活動のノウハウを教わったことになります。こうした活動を高野伸二さんに認められ日本鳥類保護連盟の職員になれたのですから、その後の私の人生に大きな影響をあたえた大恩人です。
 当時は千葉には日本野鳥の会の支部はなく、東京支部の新浜探鳥会で会ったのがはじめてだと思います。大学の近くに住んでいることがわかり、当時大学の同好会が行っていた印旛沼の調査にお誘いしたのだと思います。
 印旛沼では、カスミ網を見つけ警察に通報しました。なかなかパトカーがこないので、その間にいろいろ話し、千葉の干潟が埋め立てられて行くことを憂い、なんとかしなくてはというのが、守る会の発足になったのだと思っています。
 1971年3月の守る会の発足は、わずか17人、そのうち数人は大学の同輩や後輩でしたから今思えば、たよりないものです。しかし、これから干潟を守るのだという意気込みだけはありました。
 その後、干潟の保護運動は、全国干潟シンポジウムを行うなど、全国規模へ展開していきました。大浜さんの千葉での活動は、各地で活動を行う人たちにとって大きなささえとなりました。日本の干潟にとっても、大浜さんは大恩人だと思います。
大浜さん、いろいろお世話になりありがとうございました。
写真は、中央が大浜さんです。右が石川敏雄さん、左が愛知県の辻淳夫さん。汐川でのシンポジウムのパーティでしょうか。
少なくとも1970年代です。

Oohama

 

2023年6月 5日 (月)

ブログを休載いたします

 本日より、入院いたします。
 予定では、2,3週間とのことですが、今回も長くなりそうです。
 そのため、ブログを書くことができませんので、お知らせいたします。また、コメントなどもお答えできないこともあるかと思います。あらかじめご了承いただければ幸いです
 以前よりお伝えしておりますように私は多発性骨髄腫、造血細胞のガンに罹患しております。気が付いたら、もう7年になりました。その間、抗がん剤の投与でここまでまいりました。そろそろ、手がなくなると思ったら、過去の効いた抗がん剤プラスアルファの投与となります。効果を期待しつつ、副作用の軽いことを祈っています。
 今年は、梅雨入りは早そうです。梅雨明けというタイミングで退院できればと思っています。
 どうぞ、皆さんもこの最高の季節にお元気にバードウォッチングや野鳥録音を楽しんでいただければ幸いです。」
 では、しばらくの間、失礼いたします。

2023年5月29日 (月)

迷彩のジャマーが欲しい

 先週、日光の録音ではいろいろ成果がありました。
 こんな音も録れていました。なお、2ヶ所はまったく別の場所です。
YAMAHA W24で録音しています。音源から切り取っただけで、ボリュームを始め加工していません。

 こちらは、フクロウの雌の声です。フクロウは羽音がしないと言われていますが、近くに来ると聞こえます。ということは、録音機のすぐそばまでやって来たことになります。どうやら、録音機に付けた灰色のジャマーをネズミだと思ったのではないでしょうか・。

 キビタキと思われる声です。以前、キビタキ同士のケンカで同じような声で鳴いていました。また、金属にとまる音は録音機を置いたシカ除けの柵にとまった時の音です。やはりかなり近くに来たことになります。こちらも灰色のジャマーに反応したのではないかと思います。
 以前にもジョウビタキなどが置いた録音機のすぐ近くまで来て、聞いたことない鋭い声を上げたことがあります。同じようにジャマーを敵だと思っての行動でしょう。
 どうもタスカムのジャマーは、安い上に効果もあるのですが、灰色なのが困ります、もっと自然のなかに置いても溶け込む色にして欲しいものです。 

2023年5月15日 (月)

細尾菜を食べる-日光

 谷中ショウガ、練馬ダイコン、小松菜のように名前に地名が付いた野菜は、それぞれ由緒があり、ひと味違うように感じます。
 日光と足尾の間に細尾という地名があります。その地名の付いた野菜を日光市内のマーケットの地元野菜コーナーで見つけました。初めて聞く名前の野菜で食べ方がわかりません。店員に聞くと、おひたし、天ぷらなどでどうぞとのことでした。一束160円という安さもあって買ってみました。

P1120424

 細尾ば、いろは坂の手前、左に曲がり足尾に向かう道の途中にあります。今では長いトンネルで山をこえることはありませんが、昔は林道のような山道しかありませんでした。旧道では、かなりの山を越えて足尾に行きました。
 まだ旧道は残っているので、何度か通っています。入り口がゲートで閉じていることがあり、確認が必要です。このシーズンに観察会を行ったことがあります。いきなりオオルリが30分もさえずり、大幅にスケジュールが遅れてしまった思い出があります。夜はコノハズクが鳴いていたという情報もある場所です。また、秋は紅葉のきれいなところで、いろは坂が大渋滞のなか、すいすい走りながら紅葉を楽しんだことがあります。
 その地名の野菜です。さっそく、おひたしにして食べてみました。
 カミさんが、あまり茹でないでシャキシャキ感が残るようにしてくれました。菜の花に似ていますが、クセも苦みもなく、いくらでも食べられるという感じです。美味しかったです。
 あとでネット検索したら、なんでも細尾菜を作っている農家は1軒程度。地元でしか流通していないそうです。貴重な野菜との出会い、細尾峠で聞いたオオルリのさえずりを思い出しながら食べると、いっそう美味しく感じました。

2022年8月24日 (水)

ブログ、しばらくお休みいたします

 以前、お伝えいたしましたように私は多発性骨髄腫、造血細胞のガンになっています。気が付いたら、もう6年のつきあいとなります。その間、抗がん剤をいろいろ試し、現在にいたります。このガンに対しては、新薬が次から次に開発されています。そのため、いろいろ試しつつガンをコントロールしています。
 じつは、先週まで2週間入院しておりましたが、副作用が出てしまいましたので、再入院となりました。今回の抗がん剤は、入院しての監視の下での投与となります。週1回の点滴を3回、3週間の予定での治療です。そのため、ブログはしばらくお休みさせていただきます。
 なお、病棟はフリーWi-Fiの環境にあります。スマホ、iPadは持ち込んでおりますので、込み入った内容以外、短いコメントなどは対応できます。
 退院のあかつきには、また新たなネタを披露するべく勉強しておきますので、どうぞお楽しみにお願いいたします。
 では、しばらくの間、失礼いたします。

2022年7月17日 (日)

日光のメイプルシロップ『雪の華』-ご紹介

  日光から日光連山を越えて、車で小一時間。土呂部に着きます。土呂部(どろぶ)は、関東地方でもっとも寒いところで冬の気象情報ではよく出てくる地名です。
 日光は、モミジの名所です。土呂部では、モミジの樹液からメープルシロップが作られ販売されています。日本産のメープルシロップは、かなり珍しいと思います。
 この事業が始まる前に試食をたのまれ、一なめさせてもらいました。しかしその後。買おうと思うと道の駅などでの限定販売、そしてすでに売り切れということで、指をくわえていました。
 Maplesyrup1
 今年は、意を決して予約を首謀者の一人のE村さんにお願いして、やっと5個をゲット。本日は、フレンチトーストにかけていただきました。写真の右の瓶は、すでに使用しています。
 たいへんお恥ずかしい話ですが、私はメープルシロップは売られているようなドロッとした状態で木から流れ出るものだと思っていました。ところが、実際はほの甘い樹液を集め煮詰めてあの濃いシロップになることを知りました。なんでも、1リットルから25ミリリットルになるまで、一日以上煮詰めなくてはならとか。ですから数量もかなり限定的で、毎年売り切れてしまうのは理解できます。
 本日、フレンチトーストにかけた感じでは。カナダ産のものよりさらっとしています。くどさのないしっかりした甘みが、フレンチトーストによく合いました。
 もう今年は入手することはできませんが、来年日光に来訪して機会がありましたら、ぜひお試しください。

 どろぶメープル会 のサイト
 https://kayabotti.jp/maple/

2022年4月21日 (木)

日本野鳥の会名誉会長・柳生博さん-訃報

 日本野鳥の会の元会長、柳生博さんがお亡くなりになりました。
 素面のときは「松田さん」、酔うと「お~い、松田」というつきあいをさせていただきました。
 ちょうど、柳生さんが会長になった2004年に評議員になり、その後、評議員議長、理事と歴任した間、会長としてお世話になりました。
 とにかく日本野鳥の会にお金がないのを知っての会長就任でしたからノーギャラ、さらに他の仕事で地方に出向いた際には地元の支部と交流の機会を作るなど、日本野鳥の会に負担のかからない心遣いをしていただきました。結果、歴代会長のなかで、もっとも地方まわりをした会長になったのではないでしょうか。
 柳生さんの楽しみは、理事会のあとに懇親会でした。とにかく、私たちに囲まれて飲んで話をするのが楽しそうで、この人は自然や鳥も好きだけど、人も好きな人なんだとつくづく思いました。
 ただ、お酒が入って話が長くなるのは人の常。気が付くと午後6時から始まった酒宴は10時になっていることもありました。役者だけに話がうまくて面白いのですから、時間のたつのを忘れます。
 アニメ「ルパン3世」の峰不二子の声優だった奥さんのほうが先に売れてしばらくはヒモ状態だった話とか、最初の映画出演でたった一言の台詞にOKが出ないで苦労した話、軽トラでスタジオに行ったらガードマンに「業者は向こう!」と間違えられた話などなど。
 こうした話が切れ目なく続くのですから、あっと言う間に時間がたってしまいます。それにしても、話の多くを覚えているのは、私は素面だったことになります。
 思い出はつきませんが、柳生会長にはたいへんお世話になりました。感謝の言葉しかありません。
 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 写真は、日本野鳥の会の役員会にて。田村剛さんと柳生さんの両巨頭に囲まれた私です。

P1010759

2022年3月12日 (土)

蹴ったのはイヌでした-日光

 先日の記事「蹴られた録音機-日光」の後日談です。
 日光在住の録音仲間から、記事を読んでメールをもらいました。
 なんでも、近所の方から「林のなかにあった機械を散歩中のイヌがいじってしまい、お詫びしたい。」と言われてしまったとのこと。私のブログを読んでいたため、場所と時間が一致するので、私の録音機であるとわかったそうです。
 ご近所さんは、ほぼ毎日この林道をイヌといっしょに散歩しています。私も挨拶をしたことのある方でした。何年か前、散歩中にヤマザクラの実を食べるツキノワグマに遭遇して以来、イヌに熊鈴をつけているそうです。ですから2人連れではなく、イヌに話かけているために2人いるように聞こえたことになります。
 録音機は、林道から一段上がって数m林に入った地面に置いてありました。林道を歩くイヌには、それでも録音機の臭い、あるいは私の匂いを嗅ぎつけて興味を持ったことになります。それにしても、イヌの嗅覚の鋭さに感心いたしました。
 まずは、木の上などイヌの近づけない場所に縛り付けるなど、一工夫することにします。
 タイマー録音や長時間録音については、歴史が短くどのようなことが起きるか、まだわからないことあります。鳥に影響を与えることが少ない、簡単にデータを収集できるというメリットはありますが、デメリットもあることを知っておいて欲しいと思います。たとえば、自分の家の庭に録音機が置かれてあったらいやですものね。キャンプ場など施設での設置では、了解を得るようにしています。ただ、説明しても理解してもらえず、快諾を得られず不承不承ということがありました。知人は、お寺の境内で断られたこともあります。また、自然のなかの施設では連絡先が不明であったり、とれないこともあって、そうした場合どうするのかなど、課題もあります。
 広い自然のなかでのびのびと録音する、貸し切り状態での録音が理想的ですが、狭い日本でのこと。トラブルは、避けられないかもしれません。これからもデメリットの情報を集めて発信していきたいと思います。
 こうしたアクシデントを避けるために、情報を寄せていただきたいと思います。 

2022年3月 5日 (土)

蹴られた録音機-日光

 抗がん剤の休薬週間なので、体調もなんとか持ちそう。と言うことで、久しぶりの日光に行って来ました。
 いつものお気に入りの雑木林にタイマー設定をした録音を2台仕掛けて置いて翌日、回収に行きました。ところが、石の下に置いたはずのDR-05がむき出しとなり、布製のジャマーがはずれていました。
 写真は、前日の夕方に置いたときの状態です。2個の平な石を重ねて置き、マイク部分が出ています。
Recorder1
 翌日の状況です。石から飛び出した感じになり、録音機からジャマーが外れています。
Recorder2
 ケモノだと、キツネ、タヌキ、テンならば石を動かせそうです。鳥だと、ハシブトガラスができるかできないか微妙なところです。
 ということで録音中に原因が録音されていないか、チェックしました。なお、タイマー設定は午前5時から8時までの3時間です。
 録音されていたのは、なんと人でした。DR-05で録音、大きな音は削除しています。100Hz以下のノイズを軽減しています。

 どうも、男性2人連れの登山者のようです。クマ鈴の音がします。この季節は、まだ山菜は出ていませんので、良い天気に恵まれての山歩きでしょう。録音機は、林道から数mは入ったところに置いています。ですから、林道を歩いていて見えるところではありません。ただ、置いた近くにピンクのテープを小枝に結び付けてありますので、それで気が付いてしまったようです。
 「なんだこれ!」と言って、石を足で蹴ってどかして、下の録音を蹴り出してしまったようです。時刻は7時50分のこと、タイマー録音の残り時間わずか。幸いにして録音には、ほとんど影響ありませんでした。
 日光で、野生動物のためにトレイルカメラを置いて調査をしている知人によると、カメラの盗難が多いとのことです。そのため、ワイヤーで厳重に縛り付けるのだと聞いています。それだけに、持って行かれなかっただけでも幸いです。
 私自身の油断も反省しています。この道の先には別荘が2軒あり、どちらも顔なじみです。私からは良い録音ができるとCDを上げたり、住民からは落としたジャマーを拾っておいてくれる仲です。20年前は、この林道で登山者にときどき会いましたし、ハンター、山菜採りにも出会いました。しかし、先の道が消えかかっているので登山者が来ることもなくなり、日光のハンターは高齢化、山菜採りは福島原発の事故以来、激減しています。ですから、2軒の別荘の住民以外出会ったことはなく、人の来ないところと思っていました。
 どんなところでも対ヒトの対策を考えておくことと、再認識いたしました。
  

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